1-12. ビゼー（1838-1875）／組曲「子供の遊び」Op.22
ブランコ、こま回し、お人形、木馬、羽根つき、ラッパと太鼓、シャボン玉、陣取り鬼ごっこ、
馬とび、小さい旦那さんと小さい奥さん、舞踏会
13-16. ドビュッシー（1862-1918）／小組曲 L.65
小舟にて、行列、メヌエット、バレエ
17-22. フォーレ（1845-1924）／組曲「ドリー」Op.56
子守歌、ミ-ア-ウ-、ドリーの庭、キティー・ワルツ、かわいらしさ、スペイン風の踊り
23-25. ミヨー（1892-1974）／スカラムーシュ Op.165b
26-28. プーランク（1899-1963）／４手のためのピアノ・ソナタ
29-33. ラヴェル（1875-1937）／マ・メール・ロワ
眠れる森の美女のパヴァーヌ、おやゆび小僧、パゴダの女王レドロネット
美女と野獣の対話、妖精の園
タマラ・グラナト、ダニエル・ポッペル（ピアノ）
録音：2009年9月、ワルシャワ、ポーランド放送ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
DUX【ポーランド輸入盤】
近代フランスのピアノ・デュオの最もポピュラーな名曲を集めたアルバム。ビゼーの「子供の遊び」やドビュッシーの「小組曲」、フォーレの「ドリー」、ミヨーの「スカラムーシュ」、プーランクの「４手のためのピアノ・ソナタ」、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」とズラリ揃えたたっぷり80分近い豪華な収録です。「スカラームーシュ」を除けば、すべて４手連弾用のオリジナル作品ばかりで、いずれも親子で聴いて楽しめる明るく美しい珠玉の名曲。おとぎ話のファンタジックな淡い世界を描いた「マ・メール・ロワ」、「ドリー」や「小組曲」の柔らかく優しい響き、溌剌としたノリの良い「スカラムーシュ」や「子供の遊び」の小粋なメロディーと軽快なリズム。近代フランス音楽のエスプリにあふれた素敵な音楽ばかりです。
演奏しているタマラ・グラナトとダニエル・ポッペルは、ポーランドの男女ピアノ・デュオ。バランスのよい丁寧なアンサンブルは見事で、終始安心して聴くことができます。曲調に合わせてタッチの硬軟やリズムも柔軟に変えているあたり、非常に熟達したプロフェッショナルなデュオであることを窺わせます。録音も演奏も良く、充実した内容の贅沢な１枚。近代フランスのピアノ・デュオ
