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キラール/ピアノ協奏曲、コラール前奏曲、オラヴァ

ヴォイチェフ・キラール(1932-):
1-3. ピアノ協奏曲
4-6. コラール前奏曲
(弦楽合奏のための)
7. オラヴァ

ヴォイチェフ・ライスキ(指揮)/ポーランド放送管弦楽団
ペーター・ヤブロンスキ(ピアノ)

録音:1998年10月5-11日、ワルシャワ、
    ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ

キラール/ピアノ協奏曲、コラール前奏曲、オラヴァ

価格:

1,987円 (税込)

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DUX【ポーランド輸入盤】

ヴォイチェフ・キラール(キラルとも,1932-)は、特に映画音楽の分野では知らない人がいないといってもいいほど有名なポーランドの作曲家。キラールの名は知らずとも、古くはコッポラ監督の映画「ドラキュラ」や「戦場のピアニスト」の音楽を作った人といえばお分かりの人も多いでしょう。しかし、映画音楽などだけでなく、コンサートホール用の作品だって凄いんです。何を伝えたいのか、これほどストレートに打ち出す音楽を、20世紀出身の他の作曲家に見出すのは容易ではありません。
このアルバムのメインとなる「ピアノ協奏曲」はわりと規模の大きい作品で、3つの楽章それぞれに雰囲気がかなり違ってユニーク。映画音楽と見紛う美を誇る第1楽章、カトリックの典礼音楽そのままの第2楽章、わかりやすくノリがよい第3楽章と、キラールだから創出できる不思議空間です。キラールの作品の中では演奏機会も多く、現代のピアノ協奏曲の傑作といえるでしょう。「コラール前奏曲」は、タイトルの通り教会音楽のコラールを主題にした弦楽合奏曲で、ザックリした弦楽だけの響きが圧倒的で、真摯な祈りを感じさせる感動的な音楽です。最後の「オラヴァ」は、キラールの管弦楽曲の中では比較的演奏機会の多い作品で、やはり弦楽合奏曲。キラールらしく執拗にリズムを繰り返しつつ激しく盛り上がるかなり格好いい曲です。
演奏しているヴォイチェフ・ライスキは、1948年ワルシャワ生まれのポーランドの中堅指揮者で、TACETレーベルからリリースされたベートーヴェンの交響曲全集が評判となり、知名度も急上昇しています。ライスキは非常に洗練された感覚の持ち主で、バランス感覚の良さがピカイチ。キラール・ファンにオススメです。

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