カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ、サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン、ショーソン/詩曲ほか

1. ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)/ヴァイオリンと管弦楽のための変奏曲 ホ短調 「ハンガリーの様式で」
2. サン=サーンス(1835-1921)/序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28
3. サン=サーンス/ハバネラ Op.83
4. サラサーテ(1844-1908)/ツィゴイネルワイゼン Op.20
5. ショーソン(1855-1899)/詩曲 Op.25


リカルド・オドノポソフ(ヴァイオリン)
イジー・スターレク(指揮)/シュトゥットガルト放送交響楽団   録音:1974年6月7日、シュトゥットガルト(1)
ジャンフランコ・リヴォリ(指揮)/ジュネーヴ放送交響楽団   録音:1960年3月10日、ジュネーヴ(2-5)

サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ、サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン、ショーソン/詩曲ほか

価格:

2,394円 (税込)

[ポイント還元 23ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

DORON【スイス輸入盤】

リカルド・オドノポソフ(1914-2004)は、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれのヴァイオリニストで、ベルリン音楽学校でカール・フレッシュにヴァイオリンを学び、パウル・ヒンデミットに作曲を学びました。わずか18歳にしてクレメンス・クラウスの招きによりウィーン・フィルのコンサートマスターを務るようになったという凄腕であり、1937年のイザイ・コンクールでは、ロシアのダヴィッド・オイストラフと優勝を争い、第2位を獲得しました。のちソリストとして世界中で活躍し、ウィーン音楽院やチューリヒ音楽院などで長らくヴァイオリンの教授ほ務めました。日本にもオドノポソフのファンは多いのですが、音源が少ないため知る人ぞ知る存在になっており、最近になってようやく音楽雑誌などで紹介されるようになりました。
このアルバムは、オドノポソフの小品集ともいえるものですが、選曲も演奏もたいへん充実しており、ヴァイオリン・ファンにとって興味深いものでしょう。ほとんどがコンサート・ホール原盤として知られる録音ですが、ヨアヒムの「変奏曲」はこれが唯一のCD復刻なのでファンには貴重なものです。どの曲もゆたっりめのテンポでメロディーをたっぷり歌い上げており、さすがウィーン・フィルのコンマスならではの落ち着いた味わいがあります。華麗な技巧を要求するヨアヒムの「変奏曲」でさえ、どっしりした重量感があって格調高い仕上がりです。特にサン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」と「ハバネラ」が情熱的で、甘美な歌い回しが絶品!「ツィゴイネンワイゼン」も「詩曲」もハッとするような技巧性やネットリした妖しさが現れた凄みのある演奏です。オススメです。
なお、このアルバムは、すでに廃盤となったらしく現在では入手困難なものです。

ページトップへ