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グラズノフ、ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲

リカルド・オドノポソフ(ヴァイオリン)
ウォルター・ゲール(指揮)/コンセール・パリ交響楽団   録音:1957年6月5,6日

グラズノフ、ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲

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2,394円 (税込)

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DORON【スイス輸入盤】

リカルド・オドノポソフ(1914-2004)は、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれのヴァイオリニストで、ベルリン音楽学校でカール・フレッシュにヴァイオリンを学び、パウル・ヒンデミットに作曲を学びました。わずか18歳にしてクレメンス・クラウスの招きによりウィーン・フィルのコンサートマスターを務るようになったという凄腕であり、1937年のイザイ・コンクールでは、ロシアのダヴィッド・オイストラフと優勝を争い、第2位を獲得しました。のちソリストとして世界中で活躍し、ウィーン音楽院やチューリヒ音楽院などで長らくヴァイオリンの教授ほ務めました。日本にもオドノポソフのファンは多いのですが、音源が少ないため知る人ぞ知る存在になっており、最近になってようやく音楽雑誌などで紹介されるようになりました。
グラズノフもドヴォルザークも、甘く切ないメロディーをたっぷり歌った美しい演奏で、さすがウィーン・フィルのコンマスならではの落ち着いた味わいがあります。ハイ・トーンのすすり泣くような音色をはじめ、いぶし銀のような音色と独自の歌い回しが魅力です。時折ハッとするような技巧性やネットリした妖しさが現れ、油断がなりません。コンサート・ホール原盤として知られる録音。

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