ミケランジェロ・グランチーニ(1605-1669):
1-5. ミサ・ブレーヴェ・コンチェルタータ(4声)
6-10. アンティフォン・マリアーネ
サルヴェ・レジナ/レジナ・チェリ/けがれなく
めでたし、天の女王/めでたし、贖い主の御母
11-16. 詩篇とマニフィカト集
主よ、急ぎ来たりてわれを助けたまえ/主は言われた
主をおそれる者は幸いなり/主をたたえよ、すべての民よ
イスラエルがエジプトより/マニフィカト
マルコ・ベッリーニ(指揮)/アルス・カンティカ・コンソート、アルス・カンティカ合唱団
録音:2001年6月22-24日、9月2日、イタリア、ロンバルディア州ベルガモ県
ロマーノ・ディ・ロンバルディア、聖デフェンデンテ教会
BOTTEGA DISCANTICA【イタリア輸入盤】
ミケランジェロ・グランチーニ(1605-1669)はイタリアのミラノに生まれたオルガン奏者で、1650年からミラノ大聖堂の楽長を務めました。作曲家としても詩篇やアンティフォンなどの宗教音楽をたくさん残しています。現在でもグランチーニの美しい宗教合唱曲は取り上げられる機会は決して少なくなく、録音もそれなりに存在しますが、グランチーニの作品でまとめられたアルバムはたいへん珍しいもので、このアルバムはたいへん貴重な録音です。
「アルス・カンティカ」はミラノの合唱団で、BOTTEGA DISCANTICAやBONGIOVANNIといったイタリア・マイナー・レーベルにいくつか録音をしていますが、近年はNAXOSレーベルから「リスト/十字架への道」やツェルニー編の4手ピアノ伴奏版による「モーツァルト/レクイエム」をリリースして話題になっています。