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ハープとオルガンのための協奏的作品集

1. マルセル・グランジャニー(1891-1975)/古典形式のアリア Op.19
2. ペドロ・ホセ・ブランコ(1750頃-1811)/協奏曲第1番 ト長調
3-4. アントニオ・ソレール(1729-1783)/協奏曲第3番 から アンダンディーノ,メヌエット
5. グリンカ(1804-1857)/モーツァルトの主題による変奏曲
6. グノー(1818-1893)/セレナード(子守歌)
7. オレステ・ラヴァネッロ(1871-1938)/前奏曲-子守歌
8. ジュゼッペ・アレッサンドリーニ/花
9. ジョン・ケージ(1912-1992)/ある風景の中で
10. モーリス・デュリュフレ(1902-1986)/ジャン・ギャロンへのオマージュ
11. デュリュフレ/顕現節の入祭唱への前奏曲 Op.13
12. デュリュフレ/ソワソン大聖堂の時鐘の主題によるフーガ Op.12
13. リ ッカルド・ジャヴィーナ(1937-)/幻想曲


ロベルタ・アレッサンドリーニ(ハープ)、パオロ・デラーマ(オルガン)

録音:2011年7月、聖跡教会、トレント、イタリア
使用楽器:
 1989年、Lyon & Healy(アメリカ)製、Gran Concerto, model Style 23、47弦(ハープ)
 1951年、マショーニ製 Op.613(2010年復元)(オルガン)

ハープとオルガンのための協奏的作品集

価格:

2,547円 (税込)

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BOTTEGA DISCANTICA【イタリア輸入盤】

ハープとオルガンが共演したアルバムは珍しく、滅多にお目にかかれない作曲家たちの作品を聴くことができるアルバムです。ハープとオルガンのためのオリジナル作品はどのくらい存在するのか分かりませんが、このアルバムのほとんどは貴重なオリジナル作品で、スペイン古典期のブランコやソレールから、フランス近代の作曲家グノー、アメリカの高名なハープ奏者グランジャニーに至るまで幅広い時代と地域の作曲家たちの作品が収められています。ほとんど知られていないオレステ・ラヴァネッロ(1871-1938)の「前奏曲-子守歌」やジュゼッペ・アレッサンドリーニの「花」などはロマンチックなメロディと響きの美しい音楽で、思わぬ拾いものです。華麗なハープと厳かなオルガンは性格的にも正反対で、音量的にもバランスがとれないのではと懸念されますが、アレッサンドリーニとパオロ・デラーマによる演奏は実にバランスが良く、洗練された美を作り出しています。
また、グリンカ(1804-1857)の「モーツァルトの主題による変奏曲」やジョン・ケージの「ある風景の中で」といったハープ独奏作品、デュリュフレの3つのオルガン独奏作品なども交えてプログラムに変化を付けています。実験音楽で有名な現代音楽のケージが、初期にはこんなメロディアスな綺麗な曲を書いていたとは驚きです。ピアノ・ソロ版はこれまでにいくつか録音がありましたが、ハープ・ソロ版は珍しく、ケージ・ファンには強くオススメです。

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