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「2台のピアノのための珍品集」~J・C・バッハ、ショパン、フランク、マルトゥッチほか

1. ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782)/2台のピアノのためのソナタ ト長調
2. アルフォンソ・レンダーノ(1853-1931)/アレグロ イ短調
3. ショパン(1810-1849)/ロンド ハ長調 Op.73
4. フランク(1822-1890)/前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18
5. ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909)/変奏曲 変ホ長調


ボッラット=ペッリーノ・ピアノ・デュオ〔エレーナ・ボッラット、フォルコ・ペッリーノ(ピアノ)〕

録音:2007年7月2-4日、イタリア、イヴレア、SMC、バロック・ホール

「2台のピアノのための珍品集」~J・C・バッハ、ショパン、フランク、マルトゥッチほか

価格:

2,343円 (税込)

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BOTTEGA DISCANTICA【イタリア輸入盤】

「2台のピアノのための珍品集」という大仰なタイトルが付いているものの、ここで取り上げられているJ・C・バッハやショパン、フランクの作品は比較的よく取り上げられており、実際にレアといえるのはイタリアの作曲家レンダーノとマルトゥッチの作品でしょう。ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782)は、大バッハの末子で、15才の時に父を失ったため、当時ベルリンで活躍していた次兄カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのもとで音楽教育を受けました。その後イタリアに赴き、ルター派からカトリックに改宗したり、教会音楽だけでなくオペラも手掛けるようになり、バッハ一族から顰蹙を買ったと言われています。しかし、J・C・バッハはロンドンへ移住した後も、オペラやカンタータ、多くの器楽作品を創作し、カール・フリードリヒ・アーベルとともに定期公演を行うなど、生前から国際的名声を得た音楽家です。また、ロンドンで知り合ったモーツァルト少年とは非常に仲がよく、J・C・バッハの交響曲やオペラ、ピアノ作品はモーツァルトに多大な影響を与えたと言われています。J・C・バッハの「2台のピアノのためのソナタ」も、父の大バッハよりもむしろモーツァルトにそっくりな優ライプツィヒでライネッケに学んでいます。レンダーノはピアノ作品やオペラを作曲し、イタリアでは今なおよく知られた存在ながら、日本ではあまり知られていません。またジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909)もほぼ同時代のイタリアの作曲家・指揮者・ピアニスト・教育者。イタリアの作曲家としては珍しくオペラを手掛けることなく、器楽曲復興に力を注いだことで知られています。

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