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マリアンナ・ボッティーニ/レクイエム、交響曲ハ長調

マリアンナ・ボッティーニ(1802-1858):
1-2. 交響曲 ハ長調
(1818)
3-13. レクイエム(1819)

ジャンフランコ・コスミ(指揮)/ルイジ・ボッケリーニ管弦楽団
ルッカ大聖堂カペッラ・サンタ・チェチーリア(合唱)
マリア・ルイジア・ボルシ(ソプラノ)、アナスタシア・ボルディレワ(メゾソプラノ)
サムエーレ・シモンチーニ(テノール)、ジュゼッペ・アルトマーレ(バス)

録音:2007年6月9日、ルッカ(イタリア)、聖ジョヴァンニ記念教会

マリアンナ・ボッティーニ/レクイエム、交響曲ハ長調

価格:

2,343円 (税込)

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BOTTEGA DISCANTICA【イタリア輸入盤】

マリアンナ・ボッティーニ(1802-1858)は、イタリアのルッカの名家に生まれた女性作曲家。ルッカの街は、ジェミニアーニやボッケリーニをはじめ、カタラーニやプッチーニ を生んだ音楽都市ですが、ボッティーニはまだまだ知られざる作曲家といえるでしょう。シューベルトやメンデルスゾーンとほぼ同世代の初期ロマン派の作曲家であり、ポーランドのマリア・シマノフスカやフランスのルイーズ・ファランク、ドイツのファニー・メンデルスゾーン、ヨハンナ・キンケル、クララ・シューマンなど優れた女性作曲家が各地で活躍し始めた時代において、イタリアにもこのような作曲家がいたことは音楽史的にも重要です。ボッティーニは、オペラ「エレナとヘラルド」をはじめ、モテットやミサ曲など数々の宗教曲を残していますが、驚くべきことにこれらの作品全ては少女時代から20歳でロレンツォ・ボッティーニ伯爵と結婚するまでの数年間に集中して作られたものです。良家の娘としてありきたりの音楽教育を受けただけにもかかわらず、少女時代に書いた「レクイエム」はボローニャのアッカデーミア・フィラルモニカに送られ、異例など高く評価されました。
「交響曲」は2楽章制のわずか7分ほどの可愛らしい作品ですが、女性作曲家が交響曲のジャンルを手掛けた嚆矢として注目されます。代表作といわれる「レクイエム」は、確かに17歳の少女が書いた作品とは思えないほど規模の大きい充実した作品です(演奏時間は約60分)。宗教的な敬虔なムードはほぼ皆無で、かなりオペラ的なドラマチックな展開がいかにもイタリアらしくてユニーク。地元ルッカのオーケストラや合唱団も非常に真摯かつ熱い演奏を繰り広げており、知られざる女性作曲家の真価を大いにアピールしています。

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