ヴィクトール・フェドートフ（指揮）／マリインスキー劇場交響楽団 録音：1985年
Classical Records【ロシア輸入盤】
「ジゼル」は、ドイツのウィリ伝説を題材にしたロマンティック・バレエの代表作で、1841年にパリで初演されたというバレエ作品の中でもかなり古い歴史を持っています。踊りの美しさやストーリーや音楽の親しみやすさゆえに、今なお世界中で数限りなく上演され、愛され続けている稀有の作品です。指揮を振っているフェドートフはロシア・バレエの神様として評価が高く、日本でもお馴染みの存在。彼の「ジゼル」は、キーロフ劇場での演奏がDVDとしてすでにリリース済みですが、マリインスキー劇場を振った全曲盤のCDということでバレエ・ファンの方には興味深いことでしょう。マリインスキー劇場らしい鮮やかなサウンドとフェドートフならではの丁寧な表現が冴えています。第１幕が約40分、第２幕は約48分となっております。Classical Recordsレーベルより販売された新しいアルバムです。
