ヴィクトル・ポルトラツキー(1949-1985):
1-24. 12の前奏曲とフーガ Op.16
25-48. 12の前奏曲とフーガ Op.17
ニキータ・ムンドヤンツ(ピアノ)
ニキータ・ムンドヤンツの生徒たち
ミハイル・ザハルチュク、セルゲイ・イオロフ、エリザヴェータ・マザーロヴァ、
アレクサンドル・ムンドヤンツ、ナタリア・ポクロフスカヤ、マリーナ・カン、
アレクセイ・チュクシン、タチアナ・ドローホヴァ、
アルセニー・タラセヴィチ=ニコラーエフ、イリヤ・カイゴロドフ(ピアノ)
発売:2012年
Classical Records【ロシア輸入盤】
ヴィクトル・ポルトラツキー(1949-1985)はロシア貴族の末裔としてグルジアのトビリシに生まれた作曲家・ピアニスト。幼少期より音楽的天才を発揮し、モスクワ中央音楽学校とモスクワ音楽院で学んだ後、1968年に作曲家としてデビュー。ピアノ演奏と作曲の両面で精力的に活躍を続けましたが、コンサート・ツアー中、ブダペストで36歳の若さで急死してしまいました。ピアニストとしてはチェロ奏者のヴァランティン・フェイギンやヴァイオリン奏者のグリゴリー・フェイギンとの共演で知られ、また自作自演の「ピアノのための12の小品」 Op.29とOp.30のアルバム(VISTA VERA)もリリースされています。さらに、ショスタコーヴィチの「24の前奏曲」の室内管弦楽版をはじめ、さまざまなアレンジを残しています。この2巻合わせての「24の前奏曲とフーガ」は、ピアニストとしての彼のヴィルトゥオジティを偲ばせる作品。当録音ではニキータ・ムンドヤンツとその生徒たち11人のピアニストが数曲ずつを担当しています。