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J・S・バッハ/ヴァイオリン協奏曲第1,2番、ピアノ協奏曲第1,5番

J・S・バッハ(1685-1750):
1-3. ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056(+)
4-6. ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ短調 BWV1042(*)
7-9. ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052(+)
10-12. ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041(*)


マクシム・フェドートフ(ヴァイオリン(*)、指揮)、ガリーナ・ペトロワ(ピアノ(+))
ロシア・フィルハーモニック(モスクワ市立交響楽団)   発売:2008年

J・S・バッハ/ヴァイオリン協奏曲第1,2番、ピアノ協奏曲第1,5番

価格:

1,629円 (税込)

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Classical Records【ロシア輸入盤】

マクシム・フェドートフ(1961-)は、日本ではそれほど有名ではありませんが、バレエ指揮者として有名なヴィクトル・フェドートフを父親に持つ、ロシアを代表する一流ヴァイオリニストです。1986年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位となり、現在ではチャイコフスキー・コンクールの審査委員長を務めているほどロシア国内では押しも押されぬ重鎮となっています。そのフェドートフは、女性指揮者として活躍中の西本智美の来日公演に同行し、大好評を博しました。これまで録音に余り関心がなかったのか、CDはほとんどリリースされていなかったので、このアルバムはフェドートフに関心のある方には朗報です。ピアノを務めるガリーナ・ペトロワは、フェドートフ夫人であり、公私ともに良きパートナーとなっているだけに、息もぴったり合っています。
このオール・バッハ・プログラムのアルバムは、ある意味古風ともいえる昔ながらの威厳のある堂々とした演奏で、昨今のピリオド楽器の演奏が苦手な方には喜んでいただけることでしょう。ロシアのオーケストラ、アーティストとはいえ、現代的に優秀な技術を持ち、表現もリファインされており颯爽としたもの。ただ、ずっしりとしたテンポと重厚な響きのオーケストラの伴奏のなか、朗々とソロが歌うというフェドートフの演奏自体はオールド・スタイルであり、ロシアらしいところかもしれません。フェドートフのヴァイオリンも非常に鳴りっぷりがよく、まろやかで重厚な音色で力強く歌いあげる様は威厳たっぷりです。ピアノのペトロワも同様で、くっきり角の立ったメリハリのあるバッハ演奏は、ズッシリとした手応えがあります。

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