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ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」、モーツァルト/ロンド、アダージョ

1.モーツァルト/ロンド イ短調 K.511
2.モーツァルト/アダージョ ロ短調 K.540
3~6.ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」


ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)   録音:2005年、モスクワ音楽院大ホール

ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」、モーツァルト/ロンド、アダージョ

価格:

1,629円 (税込)

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Classical Records【ロシア輸入盤】

ヴォスクレセンスキー(1935-)はウクライナ出身のピアニストで、若い時期はレフ・オボーリン門下生としてエネスコ・コンクールやヴァン・クライバーン・コンクールなどに入賞したこともあります。しかし、ソ連時代は当局からの出国許可が出なかったため、幻のピアニストになってしまっていました。その後、モスクワ音楽院教授となって後進の指導にあたり、教師としても非常に優れた資質を示しています。また、スクリャービンの権威として知られ、現在は国際スクリャービン協会のリーダーを務めているほどです。我が国では桐朋学園大学や東京芸術大学等での教育活動によっても知られています。
ヴォスクレセンスキーの演奏は、ロシアのピアニストにしては、かなりスッキリしたもので、楽譜に忠実たらんとする誠実さがにじみ出ているよう。タッチも軽やかで、響きも濁りがなく、モーツァルトの「ロンド」や「アダージョ」はファンタジックかつピュアな美演です。ベートーヴェンの大作「ハンマークラヴィーア」も、スケールの大きさやダイナミックな表現で迫るのでなく、むしろ肩の力の抜けた自然体の演奏。繊細なピアニシモがとても美しく、落ち着いたナイス・ミドルが温かい口調でしみじみと語るような余裕と柔和さが特徴です。

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