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ラフマニノフ/ピアノ・デュオのための作品集

セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
1-4. 2台のピアノのための組曲第1番「幻想的絵画」 Op.5
5-10. ピアノ4手連弾のための6つの小品 Op.11
11-14. 2台のピアノのための組曲第2番 Op.17


イリーナ・シリヴァノワ、マクシム・プリジンスキー(ピアノ)   録音:2004年

ラフマニノフ/ピアノ・デュオのための作品集

価格:

1,629円 (税込)

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Classical Records【ロシア輸入盤】

ラフマニノフのピアノ・デュオ作品集で、組曲第1,2番は2台のピアノのために、6つの小品はピアノ4手連弾のために書かれています。いずれもラフマニノフが20代の時の作品で、メランコリックで繊細な響きやロシア民謡を色濃く感じさせる素朴なメロディーは、独特の美しさを持っています。20歳の時に作曲された「組曲第1番」は、ラフマニノフを高く評価して目をかけてくれたチャイコフスキーに献呈されています。肝心のチャイコフスキーは初演の直前に亡くなってしまいこの作品を聴くことはありませんでしたが、チャイコフスキーへの感謝の気持ちが込められた詩的なロマンスの香るキレイな音楽です。「6つの小品」はその翌年に書かれた作品で、「舟歌」や「ロシアの歌」、「ロマンス」などちょっともの悲しくシミジミとした音楽や、「スケルツォ」や「グローリー(スラヴァ)」の連弾として見せ場を発揮する華麗な音楽など美しいメロディーの宝庫。比較的平易な書法であるため、現在でもプロ・アマを問わず演奏機会が多いものです。そのわりに録音は少なく、音源をお探しの方も多いようです。「組曲第2番」は、1897年に初演した「「交響曲第1番」の失敗により、しばらくの間かなりの精神的痛手を被ったラフマニノフが、再び自信を取り戻した28歳頃に書かれた作品。名作として有名な「ピアノ協奏曲第2番」と並行して作曲されたともいわれるだけに、スケールや技巧も一段と高まっています。優雅でロマンチックな「ワルツ」や「ロマンス」に対し、「タランテラ」は輝きと高揚感に満ちた華麗な音楽です。
演奏しているイリーナ・シリヴァノワとマクシム・プリジンスキーは、ロシアの若手ピアニストで、ともにモスクワ音楽院でエレーナ・リヒテルのもとで学んでいます。卒業後にデュオを組み、タネーエフ全ロシア室内アンサンブル・コンクールやローマ2000国際コンクール等に入賞し、様々な音楽祭にも招聘されています。情熱的な激しい演奏ではなく、透明感のある響きや詩的な表現を重要視した非常に繊細で洗練された演奏です。

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