アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915)：
1. 幻想ソナタ 嬰ト短調
2. 演奏会用アレグロ 変ロ短調 Op.18
3-6. ４つの前奏曲 Op.33
7-9. ３つの前奏曲 Op.35
10. ワルツ風に Op.47
11. ワルツ Op.38
12-19. ８つの練習曲 Op.42
20-22. ３つの練習曲 Op.65
23. アルバムの綴り Op.58
24-25. ２つの小品 Op.59
26-27. ２つの前奏曲 Op.67
28. ピアノ・ソナタ第７番 Op.64「白ミサ」
イーゴリ・ニコノーヴィチ（ピアノ） 録音：1979年-1984年
Classical Records【ロシア輸入盤】
ニコノーヴィチ(1935-)は中央アジアのタシケント出身のピアニストで、グネーシン音楽院教授も務めています。かつてはモスクワ音楽院でネイガウスに師事し、ソフロニツキーからも大きな影響を受けたそうです。そのせいもあってニコノーヴィチは、スクリャービンの権威として知られ、２枚のスクリャービン・アルバムが国内盤としてすでにリリースされています。このアルバムはほとんどが国内盤とは違う曲目なので、ニコノーヴィチとスクリャービンに関心のある方にとっては、重要なアルバムでしょう。演奏はとにかく凄い！まさに必聴の名盤と断言できます。音の華麗さや色彩感は並のピアニストに遠く及ばないところです。購入いただいたお客様からの反響も大きく、「これほど綺麗な演奏は初めて」との声が寄せられます。これまでスクリャービンが苦手だった方にこそぜひお試しいただきたいアルバムです。
