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イリーナ・ボグダノワ:ピアノ・アルバム~プロコフィエフ/ピアノ・ソナタ第7番ほか

1-5. D・スカルラッティ/5つのソナタ(ニ短調 K.1、ヘ短調 K.238、ロ短調 K.27、ホ長調 K.380、イ長調 K.112)
6. シューベルト/即興曲 変ロ長調 Op.142-3
7. ショパン/練習曲第5番 変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
8. ラヴェル/夜のガスパールより「スカルボ」
9. ラフマニノフ/練習曲「音の絵」 ニ長調 Op.39-9
10. プロコフィエフ/ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83


イリーナ・ボグダノワ(ピアノ)   録音:2003年

イリーナ・ボグダノワ:ピアノ・アルバム~プロコフィエフ/ピアノ・ソナタ第7番ほか

価格:

1,629円 (税込)

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Classical Records【ロシア輸入盤】

イリーナ・ボグダノワは、1982年モスクワ生まれのピアニストで、モスクワ音楽院中央学校でムンドヤンツ、ゴルノスタエワ、ドレンスキーなど名だたる教師たちに学んだ俊才。8歳の頃からリサイタルを開き、10歳にしてモスクワ音楽院大ホールでオーケストラと共演し、若い頃からヨーロッパ各地で演奏活動を行ってきました。このアルバムの録音時は21歳という若さで、まだモスクワ音楽院で引続きドレンスキーの教えを受けて研鑽を重ねていた時期ですが、演奏の素晴らしさはさすがの一言。技術的な巧さというレベルを超えて、すでにアーティストとしての芸術性がきちん発揮されており、レパートリーの広さとそれぞれの作曲家の音楽の様式感を見事に表現していることに驚かされます。古典派のスカルラッティから近代的なプロコフィエフまで、どの曲も非凡な出来映えです。とりわけシューベルトの「即興曲 変ロ長調」の麗しい音の紡ぎ方、ショパンの「黒鍵」の粒のそろった鮮やかなタッチは、ベストといってもいいほど優れた演奏です。さらに圧巻はプロコフィエフ!バーバリズムを強調したパーカッシヴな打鍵で煽り立てる演奏が多い中、ボグダノワは力業に頼ることなく、むしろリズムや響きに対する明敏な感性を活かしたクールな演奏をしています。コントロールの行き届いた洗練された響きは、フォルテであっても殆どうるさく感じられません。第3楽章のリズムの軽快さと高揚感は圧倒的。ピアノ・ファンにはぜひお試しいただきたい演奏です。

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