パヴェル・ソロキン(指揮)/モスクワ放送交響楽団 録音:2003年
Classical Records【ロシア輸入盤】
パヴェル・ソロキンは、1963年にモスクワに生まれ、モスクワ音楽院でピアノをレフ・ナウモフに、指揮法をユーリ・シモノフに師事しました。1989年からは、ボリショイ劇場でバレエの指揮をするようになり、1994年からはオペラ指揮も務めるようになりました。その後ソロキンは、モスクワ放送交響楽団の首席指揮者となり、ロシアの若手指揮者のホープとして期待されています。演奏自体はロシアのオケとは思えないほどスッキリした響きと表現で知的にまとめられた、いかにも現代の若手らしい洗練された演奏です。とはいえ第1楽章や第4楽章をはじめ、要所ではいかにもロシアらしい情熱的な盛り上げぶりを披露しています。