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オルフ/シュールヴェルク第2集-子供のための音楽

1. オルフ/無伴奏合唱のためのWessobrunner Gebet
2-3. オルフ/2つの無伴奏合唱曲-Veni Creator spiritus/O Lux (Cantus Firmus Satze IV)
4-11. オルフ/2つのヴァイオリンのための8つの小品
12. オルフ/子供のための音楽第3巻より第30番「無伴奏女声合唱のためのMater et filia」
13. オルフ/子供のための音楽第3巻より第29番「無伴奏混声合唱のためのAndachtsjodler」
14-18. キートマン/ソプラノ・リコーダーと打楽器のための5つの小品
19. オルフ/Matthias Claudius: Der Tod
20. オルフ/Stucke fur Sprechchor: Omnia tempus habent
21. キートマン/木琴のための遊びの書第3巻より第1番
22. オルフ/Matthias Claudius: Abenlied
23-27. キートマン/フルートと打楽器のための5つの小品
29-35. キートマン/木琴のための遊びの書第3巻より第11-17番(2台の木琴のための)
36. オルフ/Matthias Claudius: Wiegenlied beim Mondschein zu singen
37. オルフ/声の協奏曲第2番:無伴奏混声合唱のためのIncipiunt Laudes Creaturarum


マックス・フライ(指揮)/ミュンヘン高等音楽学校マドリガル合唱団
マルクス・

オルフ/シュールヴェルク第2集-子供のための音楽

価格:

2,138円 (税込)

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CELESTIAL HARMONIES【アメリカ輸入盤】

カール・オルフ(1895-1982)は、もっぱら「カルミナ・ブラーナ」で知られているドイツの作曲家。「カルミナ・ブラーナ」はもちろん名作ではありますが、オルフの重要な業績に「シュールヴェルク(Schulwerk)」と呼ばれる教育音楽があることは日本ではあまり知られていません。オルフは1920年代に舞踏教師のドロテー・ギュンターと共に、ミュンヘンに体育・音楽・舞踏を教えるギュンター・シューレを設立し、音楽教育に携わりました。純音楽の行き詰まりを感じるなか、オルフは身振り手まねの音楽を目指し、エミール・ジャック=ダルクローズの提唱したリトミックやヒンデミットの提唱した実用音楽の理論を取り入れた「シュールヴェルク(学校用作品)」を弟子のグルニト・キートマン女史とともに製作しました。オルフが子供のために作った音楽は、身体の動きやダンス、ことばと深く結びついており、初歩レベルの子供たちが容易に楽しく演奏ができるため、世界中の教育現場で利用されています。オルフの音楽教育の理念は現代でもさらに発展し続けており、音楽の人間だけではなく、初等教育や障害児教育、ダンスなど様々な分野において実践されています。
この「シュールヴェルク(学校用作品)」は、楽譜や教育書は豊富に出回っていますが、実際に聴く機会は極めて少なく、この3巻からなるシュールヴェルクのアルバムはなかなか貴重なものです。第2巻となる「子供のための音楽」は、アカペラの合唱曲が中心となっており、非常に美しい本格的な合唱はたいへん聴き応えがあります。また、「2つのヴァイオリンのための8つの小品」は、バルトークの「2つのヴァイオリンのための44のデュオ」にも匹敵するような深い味わいのある作品。合唱曲以外の作品では、打楽器と朗読のための「マティアス・クラウディウス」がやや不気味なムードながらドイツ版の日本昔話のようで面白く、「シュプレヒコールのための作品」は野性的なパワーに満ちたおどろおどろしい音楽です。一方、キートマンの作品は、いかにも子供のための音楽らしく、リコーダや打楽器を用いて容易に演奏ができる楽しい音楽です。

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