ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
1-4. トリオ・ソナタ ニ短調 TWV42:d10
5-8. トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a1
9-12. トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV42:F8
13-16. トリオ・ソナタ ヘ短調 TWV42:f2
17-20. トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a4(音楽の練習帳より)
21-24. リコーダー・ソナタ ヘ短調 TWV41:f1(忠実な音楽の師より)
ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン)、トリプラ・コンコルディア
ロレンツォ・キャヴァサンティ(リコーダー)、キャロライン・ボースマ(チェロ)
セルジオ・チョメーイ(ハープシコード)
録音:1997年6月、イタリア、カリアーリ
DYNAMIC【イタリア輸入盤】
以前発売されて大人気となった「名盤」の復活です。真面目で学究的な音楽を追求するトリプラ・コンコルディアと、エウローパ・ガランテの盟主ファビオ・ビオンディ。このちょっと方向性が異なる両者が織りなすハーモニーは、驚くほどに輝かしいものでした。自由奔放なビオンディのヴァイオリンの艶やかな音色に絡む、素っ気なささえ感じさせるストレートなリコーダー。この組み合わせが何ともたまりません。今やソリストとしても大活躍しているセルジオ・チョメーイのハープシコードも絶品です。テレマンの陽気で快活な音楽の魅力を100%伝えてくれる素晴らしい演奏なので、これから古楽を聴いてみようかなと考えている人にもオススメの1枚です。