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フンメル/マンドリン協奏曲、マンドリン・ソナタ、フルート・ソナタ、ヴィオラ・ソナタ

ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
1-3. ヴィオラ・ソナタ 変ホ長調 Op.5-3
4-6. マンドリンとフォルテピアノのためのソナタ ハ長調 Op.37a
7-9. フルート・ソナタ ニ長調 Op.50
10-12. マンドリン協奏曲 ト長調 S.28


ドリーナ・フラーティ(マンドリン)、ステファノ・フィウッツィ(フォルテピアノ)
ジョディ・レヴィッツ(ヴィオラ)、マルタ・マッツィーニ(フルート)
ニコラ・パスコフスキ(指揮)/イ・ソリスティ・ディ・フィエソーレ

録音:1994年6月30日、7月1-2日、9月23日、イタリア、フィレンツェ

フンメル/マンドリン協奏曲、マンドリン・ソナタ、フルート・ソナタ、ヴィオラ・ソナタ

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2,016円 (税込)

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DYNAMIC【イタリア輸入盤】

ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837)はベートーヴェンの友人としてまた良きライバルとして同時代を生き、モーツァルトの弟子としてはピカイチの存在でした。当時の大作曲家たちと親交を結び、ウィーンでピアニスト兼作曲家として活躍して大いに人気を集め、門下にはメンデルスゾーンなどもいます。彼の作品は管弦楽曲や協奏曲、宗教音楽などあらゆるジャンルに及んでいますが、とりわけピアノ界での業績は大きく、易しい作品や練習曲などはいまでも愛され続けています。そのフンメルはピアノ作品以外でも良い曲をいくつも残しており、最近ではピアノ独奏以外の作品が積極的に発掘・録音されるようになり、管弦楽曲や声楽曲にも注目が集まっています。
「マンドリン協奏曲」や「マンドリン・ソナタ」はマンドリン奏者にとっていまなお定番の名曲です。「マンドリン協奏曲」は、マンドリンらしい陽気な音色が心地よく、優雅で華麗な宮廷を思い浮かべる音楽です。また、フンメルは、ヴァイオリンやチェロ、ヴィオラ、ギターのための室内楽曲もいろいろ作曲しています。フンメルのフルート作品はさほどよく知られているとはいえませんが、フルート愛好家にとっては重要な作品で、中でも「フルート・ソナタ ニ長調 Op.50」は優れた作品として演奏機会が多いようです。初期の作品(フンメルが20歳)である「ヴィオラ・ソナタ」は、いかにも古典派らしい折り目正しい音楽。同時代のベートーヴェンを思わせる立派な音楽ですが、ピアノがヴァイオリン同等以上に活躍するため、より明るく軽やかな印象を受けます。いずれのソナタも古典派の形式ながら、ロマン派のような爽やかさがあって親しみやすく、洗練された心地よい音楽です。イタリア人のアーティストたちによる演奏も、屈託のない伸びやかなもので、ジョディ・レヴィッツの「ヴィオラ・ソナタ」は彫りの深い名演です。また、有名な女性マンドリン奏者ドリーナ・フラーティのフンメルなら、もちろんマンドリン・ファンも注目です。

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