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ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第5,6,7,8番、ミャスコフスキー/同第13番(2CD)

CD1:
1-3 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 Op.92
4-7. ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第6番 ト長調 Op.101

CD2:
1-3. ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第7番 嬰ヘ短調 Op108
4-8. ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 Op.110
9-12. ミャスコフスキー(1881-1950)/弦楽四重奏曲第13番 イ短調 Op.86


パシフィカ弦楽四重奏団

録音:2010年7月24-25日,9月3-5日、2011年1月31日,2月1日,5月14-15日
    アメリカ、イリノイ、フォーリンジャー・グレート・ホール

ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第5,6,7,8番、ミャスコフスキー/同第13番(2CD)

価格:

2,100円 (税込)

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CEDILLE【アメリカ輸入盤】

パシフィカ弦楽四重奏団によるショスタコーヴィチ(1906-1975)と同世代の作曲家たちによる弦楽四重奏曲を集めた「ソ連の経験」シリーズ第1弾です。全部で4巻となる予定のこのシリーズの第1集は、ショスタコーヴィチの中期の傑作4曲と、その少し前の世代に属するミャスコフスキー(1881-1950)の作品で幕を開けます。1950年代から1960年にかけて書かれたショスタコーヴィチの4つの弦楽四重奏曲は、少しずつ圧力を増してくる政策と、自らの身の置きどころについて苦悩した彼の逡巡が透けて見えてくるような作品群で、その諸々の思いは有名な「第8番」で見事に結実します。ミャスコフスキーの作品は、彼が亡くなる1年前に作曲されたもので、13曲ある彼の弦楽四重奏曲の最後を飾る傑作です。全体的には暗く憂いに満ちていますが、古典的な格調高さ、ロマン派的な抒情性、民俗的な土俗性などを絶妙に溶け合わせた熟成の美は感動的。
演奏しているパシフィカ・カルテットは、1994年にアメリカで結成されて以来数々のコンクールを制し、近年はコンサートやレコーディングでの評価が著しく高まっている注目の弦楽四重奏団です。欧米でもすでに全曲演奏会を行い好評を博しており、来日公演でも日本の室内楽ファンを大いに魅了し話題になりました。非常に精妙なアンサンブルの質の高い演奏なので、往年のロシアのカルテットのような暴力的な刺激こそありませんが、純度の高いクリヤーな響きは鮮烈で、メロディをしっかり歌い上げた美しさが際立っています。現代のニュー・スタンダードになりうるアルバムです。

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