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フランツ・クレメント&ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲(2CD)

CD1:フランツ・クレメント(1780-1842)/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(1805)
CD2:ベートーヴェン(1770-1827)/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(1806)

レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)、ホセ・セレブリエール(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団

録音:2007年11月

フランツ・クレメント&ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲(2CD)

価格:

2,100円 (税込)

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CEDILLE【アメリカ輸入盤】

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は古今のヴァイオリン協奏曲のなかでも最高傑作の1つと目されていますが、その作曲にあたって作曲家にヴァイオリンの技術上のアドバイスを与え、初演も行ったヴァイオリニスト、フランツ・クレメント(1780-1842)自身のヴァイオリン協奏曲とのカップリングという資料的にも価値のある一枚。クレメントは、ウィーン出身の優れたヴァイオリニストとして知られ、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の初演を行いましたが、クレメント自身もベートーヴェンの協奏曲に先立つこと一年前に自分のヴァイオリン協奏曲を完成しました。この間、ベートーヴェンにヴァイオリン技巧上のアドバイスも行っていることを考えると、作曲はベートーヴェンに自ら実例を示す意味もあったとも考えられます。調性も同じ「ニ長調」で、曲の規模やスタイルもよく似ており、なかなか興味深いところです。レイチェル・バートン・パインは、クレメントの埋もれた作品の重要性を指摘し、敢えて二人の協奏曲をカップリングして、さらに両方とも自らカデンツァ作曲することでも共感の深さを示しています。演奏の方も爽やかなロマンが漂う優美なもので、ふっくらとした艶のある音色が魅力的です。
レイチェル・バートン・パインは、現在最も注目すべきアメリカの女性ヴァイオリニスト。1992年バッハ国際ヴァイオリン・コンクールで金賞、エリザベート(1993)、クライスラー(1992)、シゲティ(1992)、モントリオール(1991)などの数々の有名な国際コンクールで首位を獲得しているという実力派です。当CEDILLEレーベルの看板アーティストとして数多くの録音をこなし、バロックからロマン派の作品において高い評価を得ています。
このディスクは2CDで1枚価格というお買い得となっています。

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