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「ファゴット・レボリューション」~ファゴットのためのオリジナル秘曲集

1.2.グリエール(1875-1956)/即興曲とユモレスク Op.35
3.ラ-トハウス(1895-1954)/道化役者
4.5.ロベール・カサドシュ(1899-1972)/2つの小品 Op.61
6.ビゼー(1838-1875)/初見用小品
7.マスネ(1842-1912)/初見用小品
8.フチーク(1872-1916)/ぶつぶつ言う親父(年老いた熊) Op.210
9.エルガー(1857-1934)/ロマンス Op.62
10~12.アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977)/ソナチネ・スポーティヴ Op.63
13.ウィリアム・ロイド=ウェッバー(1914-1982)/ノーシントンの牧場
14.ニーノ・ロータ(1911-1979)/トッカータ
15~17.グレン・グールド(1932-1982)/ファゴット・ソナタ
18.フート/「大きな古時計」による変奏曲


工藤淳子(ファゴット)、白石光隆(ピアノ)   録音:2004年4月14日、8月2日、10月21日 キング関口台第1スタジオ

「ファゴット・レボリューション」~ファゴットのためのオリジナル秘曲集

価格:

2,852円 (税込)

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HANSSLER【ドイツ輸入盤】

この「ファゴット・レボリューション」というアルバムは、もともと2005年に国内の「たまゆら」レーベルからリリースされ、朝日新聞でも紹介されるなど、ファゴットのアルバムとしては大ヒットとなりました。それがドイツ・ヘンスラー社の目にとまり、世界的な販路を持つ同社からも発売されることになったという面白い経緯があります。何といってもファゴットのためのレアなオリジナル作品を集めるという選曲が凝っており、大ピアニストのグレン・グールドやカサドシュの作品はピアノ・ファンにとっても興味深いことでしょう。ファゴットらしい素朴な音色はどこかユーモラスでもあり、管弦楽曲としても知られるフチークの「ぶつぶつ言う親父」やラートハウスの「道化役者」、そしてチェレプニンの「ソナチネ・スポーティヴ」などはこの特性を活かした楽しい音楽です。 特にチェレプニンの「ソナチネ・スポーティヴ」は、スポーティヴという言葉自体も「スポーツ」という意味と「おどけた」という意味の掛詞のようで、第1楽章「ボクシング」、第2楽章「ハーフタイム」、第3楽章「レース(短距離走)」というユニークなタイトルが付いているだけあって、ファゴットとピアノの激しいやり取りが聞きものになっています。また、エルガーやビゼー、マスネ、グリエールなどが残した貴重なファゴット・オリジナル作品も美しい旋律と情趣豊かな秀作です。さらに誰もが知っている「大きな古時計」のメロディーを使った華麗な変奏曲は、クラシック・ファンならずともファゴットの魅力を大いにアピールできる作品です。
工藤淳子さんは1978年、福岡県生まれのファゴット奏者。2001年に東京芸大器楽科を卒業し、ファゴットを菊地保、岡崎耕治に師事しました。現在フリーランサーとしてオーケストラ、室内楽等で活動中とのことで、今後の活躍が期待されます。ピアノの白石光隆さんもハープを思わせる優しく美しい音色と絶妙なバランスで、ファゴットを見事にサポートしています。ファゴットの魅力を改めて感じさせる楽しいアルバムなので、ファゴット・ファンならずとも気軽にお聴き下さい。

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