カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

ブルックナー/交響曲第6番、J・S・バッハ/前奏曲とフーガ 変ホ長調(シェーンベルク編)

1-4. ブルックナー/交響曲第6番 イ長調
5-6. J・S・バッハ/シェーンベルク編/前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552


ミヒャエル・ギーレン(指揮)/南西ドイツ放送交響楽団   録音:2001年3月29日(1-4)、1996年8月22日(5,6)

ブルックナー/交響曲第6番、J・S・バッハ/前奏曲とフーガ 変ホ長調(シェーンベルク編)

価格:

1,884円 (税込)

[ポイント還元 18ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

HANSSLER【ドイツ輸入盤】

ミヒャエル・ギーレン(1927-)は、ドイツの指揮者で作曲家でもあり、現代音楽を得意としています。「冷血指揮者」などと呼ばれるほどドライでユニークな音楽作りで熱狂的ファンを得ていましたが、1986年に南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者となって以来、音楽の成熟度が増し、巨匠としての風格も出てきたといわれています。特に近年はマーラーやブルックナーなど交響曲を精妙で色彩豊かなアンサンブルで聴かせることで定評があります。この第6番は決して冷血と呼ばれるようなドライな演奏ではなく、落ち着いたテンポで流麗に仕上げた美しい演奏です。ただし伝統的なズッシリ重厚なブルックナーではなく、響きはあくまでスッキリと整えられており、各楽器の動きが手に取るように分かります。ロマンチックや宗教的なムードこそ見られないものの、鋭く逞しい表現で迫力も充分です。あたかも1つ1つの音を丁寧に積み上げて作り上げた硬質で透明な建造物を見ているような演奏です。
一方、バッハの「前奏曲とフーガ 変ホ長調」は、ギーレンが得意とするシェーンベルクの編曲だけあって、非常に洗練された現代的感覚の演奏です。シェーンベルクの個性とギーレンの特徴が生み出すピュアな響きはスッキリと見通しがよく、ストコフスキー編曲のような濃厚さは皆無です。オーケストラの演奏であるにも関わらず、音色はモノクロのように渋く抑えられ、むしろ原曲のオルガンに近い印象を与えます。

ページトップへ