アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915)：
前奏曲：Op.11 Nos.2,11,12,16,17,21,23/Op.16 Nos.2,4/Op.17 Nos.2,4-7/Op.22 Nos.2,3/Op.31 Nos.3,4/Op.33 Nos.2,3/Op.35 Nos.1-3/Op.37 No.4/Op.39 Nos.1,4/Op.48 Nos.1,2/Op.51 No.2/Op.59 No.2
詩曲 嬰ヘ長調 Op.32 No.1/アルバムの綴り Op.45 No.1/たよりなさ Op.51 No.1/謎 Op.52 No.2/ニュアンス Op.56 No.3/不思議 Op.63 No.2/おどけて Op.71 No.1/空想して Op.71 No.2/炎に向かって Op.72/前奏曲 ゆっくりした、漠然と、あいまいな Op.74 No.4
ガボール・チャローグ（ピアノ） 録音：2004年10月21-28日
ＢＭＣ（ブダペスト・ミュージック・センター）【ドイツ輸入盤】
ガボール・チャローグは1960年ブダペストに生まれ、６歳でピアノを習い始め、11歳でリスト音楽院に入学、ゾルタン・コチシュやアンドラーシュ・シフらに学び、さらにインディアナ大学でも学んだ逸材。在学中からヨーロッパ各地で演奏活動を開始し、1990年からは録音も精力的に行っているというハンガリーの若きエースです。スクリャービンは彼の得意とする作曲家で、ここでも40曲もの短い作品をそれぞれ練り上げた楽想で弾きこなしています。チャローグの愛器ファツォーリのピアノ自体の魅力もありますが、スッキリと見通しがいい響きでありながら、充分にファンタジックで、ちょっと底の知れない美しい演奏を披露しています。ヨーロッパの雑誌でも最高の評価を得ている名盤です。スクリャービンに関心ある人にはぜひ聴いてほしい一枚。強力にオススメです。
薄型デジパック・ケースです。
