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ペーテル・エトヴェシュ/内部の音程、風の連続

ペーテル・エトヴェシュ(1944-):
1.内部の音程
(1974/1981)
2.風の連続(1975/2002)

ペーテル・エトヴェシュ(指揮)/ウムゼ室内合奏団、クラングフォルム・ウィーン、ミヒャエル・シュヴォポダ(トロンボーン)

録音:2002年10月24日、2003年4月14-15日

ペーテル・エトヴェシュ/内部の音程、風の連続

価格:

2,138円 (税込)

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BMC(ブダペスト・ミュージック・センター)【ドイツ輸入盤】

ペーテル・エトヴェシュ(1944-)は、ハンガリー出身の作曲家で指揮者。ブーレーズの創設したアンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督も務め、今や現代音楽の世界では、欠く事のできない存在にのし上がりました。やはりブーレーズと同じく指揮者としてもかなり優秀のようで、新日本フィルやNHK交響楽団にも客演して好評を博しました。彼の指揮する古典作品も高い評価を受けており、小さな編成を活かした緊密なアンサンブルと濃厚な表情で、これまでにない斬新な演奏を繰り広げています。また、エトヴェシュはコダーイの推薦でわずか14歳にしてブダペスト音楽院に入学し、リゲティやクルタークとも親しく交わり、またバルトークの影響も強く受けているともいわれ、まさにハンガリー音楽の伝統を現代に引き継いだ作曲家でもあります。
このアルバムは、エトヴェシュが自然の法則を音に変えることに関心を集中させていた1970年代の「探求の時代」から作曲が進められた2作品を収めています。「内部の音程」は、1972年から1974年の間に電子音を基礎とする素材で作曲されましたが、その後も1975年から1981年にかけて器楽部分の3つの版を追加するというエトヴェシュが強いこだわりを見せた力作です。音の響きに対する科学的な関心をそのまま創作へと結びつけ、音のうなりの様を徹底して追求した不思議な感覚の音楽です。「風の連続」も1975年から2002年まで断続的に作曲が続けられた作品。エトヴェシュが1970年に大阪万国博覧会のためにシュトックハウゼンの合奏団の一員として来日し、日本の自然や禅の影響を受けて書いたものといわれています。フルート属とオーボエ属、クラリネット属といった特定の管楽器による持続音の響きに、チューバやコントラバス、打楽器の刺激音やウィンドマシーンによる風の音が加えられ、どこか東洋的な香りが立ち上ってます。密やかでデリケートな音響実験に立ち会っているような不思議な感覚の音楽です。
薄型デジパック・ケースです。

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