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チャイコフスキー/四季、ドゥムカ、6つの小品より

ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):
1. ドゥムカ ハ短調(ロシアの農村風景) Op.59
2-14. 6つの小品 Op.19より第6番「創作主題と変奏」
15-26. 「四季」-12の性格的描写 Op.37b


カレ・ランダル(ピアノ)   録音:1989,1990年

チャイコフスキー/四季、ドゥムカ、6つの小品より

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ANTES【ドイツ輸入盤】

旧ソ連出身のカレ・ランダルの弾きチャイコフスキーのピアノ作品集。チャイコフスキーのピアノ・ソロ作品の中では比較的有名な「四季」は、12ヶ月に対応した12の小品から成っています。「四季」は季節の移ろいだけでなく、民衆の生活を描写しており、ロシアの自然と人々のしみじみした様子が連想される詩情豊かな音楽です。易しい技術と親しみやすい曲調のため、ピアノ学習者には人気のコンサートピースであり、またピアノ以外の様々な楽器(アンサンブルやオーケストラ版)でも演奏されています。中でも6月「舟歌」は、チャイコフスキーのピアノ作品の中では最も有名なものの1つで、揺れる小舟から見上げた夏の星空への陶酔がロマンティックに歌われる名曲。10月「秋の歌」も愁いのこもったロシアらしいメロディーが切なく、過ぎゆく季節をいとおしむような美しい音楽です。
「ドゥムカ」は、フランスのマルモンテルというピアニストからの依頼を受けて書かれた作品で、「ロシアの農村風景」というサブタイトルが付いている。ポーランド民謡の形式を取り入れ、ゆっくりとした悲哀を表す部分とテンポの速い情熱的な部分からなっています。「6つの小品」は、3分前後の5つの小品と最後の「創作主題と変奏」という12分ほどの変奏曲からなる作品。第1番「夕べの夢想」や第4番「夜想曲」などは、単独でも親しまれていますが、第6番「創作主題と変奏」だけは規模もテクニックも飛び抜けています。ここでのランダルの演奏は、各変奏の特徴をよくつかみ取っていて見事です。
カレ・ランダルは、エストニアのタリン生まれのピアニスト。1982年の第7回チャイコフスキー・コンクールで4位に入賞し、旧ソ連が期待する若手ピアニストでしたが、1980年代後半に西側へ亡命しました。その後ドイツを中心に活躍しており、ソロ活動だけでなく、オーボエのインデアミューレやクラリネットのザビーネ・マイヤーなど一流プレイヤーの伴奏も務めています。現在はドイツ・カールスルーエ国立音楽大学の教授を務めており、故国エストニアの作曲家スメラやカングロのピアノ協奏曲のレコーディングでも注目を集めました。

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