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ショスタコーヴィチ/ピアノ作品集

ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
1~7.ピアノのための7つの小品「人形の踊り」
8~17.格言集(アフォリズム) Op.13
18~20.ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
21~23.ピアノ・ソナタ第2番 ロ短調 Op.61


メルヴィン・チェン(ピアノ)   録音:2006年6月21-23日

ショスタコーヴィチ/ピアノ作品集

価格:

2,150円 (税込)

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BRIDGE 【アメリカ輸入盤】

ショスタコーヴィチのピアノ作品は、交響曲や弦楽四重奏曲などと比べるとやや地味な印象で、名作といわれる「24の前奏曲」以外はあまり演奏・録音の機会が多いとはいえません。「ピアノ・ソナタ第1番」は、「10月革命」をテーマとして1926年(ショスタコーヴィチが20歳のころ)に書かれたもの。若きショスタコーヴィチらしい不協和音が鳴り響く前衛的な作品で、録音自体も意外なほど珍しいものです。また、「アフォリズム(格言集)」も「ピアノ・ソナタ第1番の」翌年に書かれた謎めいた10曲からなる作品で、ショパンのパロディ的な内容を持つといわれています。第3曲ノクターンに有名なD-S-C-Hのテーマが顔を覗かせるなどショスタコーヴィチらしい諧謔味たっぷりの仕掛けがみられます。一方、「ピアノ・ソナタ第2番」は、1942年に完成された作品で、第1番とは対照的なほど古典的なスタイルで、保守的かつ内省的な作風です。この作品はピアニストたちからも評価が高く、ギレリスやマリア・ユーディナ、アシュケナージなどの名演で知られています。「人形の踊り」は、人形たちの愛嬌のある踊りが次々に目前に繰り広げられていくような楽しい曲。親しみやすいメロディーはロマンチックで愛らしく、技術的にも比較的優しいので、自分で弾いてみたいという人がたくさん現れるのではないでしょうか。
演奏しているメルヴィン・チェンはアメリカのテネシー州出身の若手ピアニストで、ジュリアードでピアノとヴァイオリンを学んだ逸材。来日もしており、今後の大いに活躍が期待される注目株です。アジア系らしい叙情的で繊細なピアノの音色が美しく、ショスタコーヴィチの悲しみに満ちた表情がよく表れています。

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