1. ジョヴァンニ・ガブリエーリ（1557-1612）：カンツォン・ペル・ソナール第１旋法
2. ザムエル・シャイト（1587-1654）：古い年は過ぎ去った
3. ジョヴァンニ・ガブリエーリ：ソ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ（８声）
4. ロッシーニ（1792-1868）：狩での出会い
5-7. レオポルト・ムニェフラ（1804-1870）：四重奏曲ロ短調
8-12. フリードリヒ・ディオニソス・ヴェーバー（1766-1842）：ラ・カッチャ第１番／ラ・カッチャ第２番／マルチア・コン・フオコ／アダージョ・ソステヌート／ラ・カッチャ第３番
13-15. ドヴォルジャーク（1841-1904）：私にかまわないで Op.82 No.1／歌が私の心に入ってくる Op.63 No.1／毒を盛る恋人
16-18. ブラームス（1833-1897）：ああ、哀れなこの世よ Op.110 No.2／おお、快い五月 Op.93a No.3／秋に Op.104 No.5
19-21. ドビュッシー（1862-1918）：シャルル・ドルレアンの３つの歌
22-24. ロナルド・ロ・プレスティ（1933-1985）：８つのホルンのための組曲
25-26. ジャン・フランセ（1912-1997）：夜想曲／ディヴェルティメント
27. ケリー・ターナー（1960-）：赤い城との別れ
チェコ・ホルン・コーラス
ラデク・バボラーク、ペトラ・チェルマーコヴァー、ペトル・ドゥダ、
ヤクプ・ホジェイシー、ヤン・ムシル、ルカーシュ・コレツ、
ズデニェク・ヴァシナ、ヤン・ヴォボジル、パウル・ムニョス=トレド
ラデク・バボラーク（アーティスティック・リーダー） 発売：2010年
ARTESMON【チェコ輸入盤】
ラデク・バボラークは、1976年チェコ生まれの天才ホルン奏者。16歳でプラハの春国際コンクールで第３位、翌年ジュネーヴ国際コンクールで第２位、難関で知られるミュンヘン国際コンクールでは優勝という快挙を成し遂げ、大きな注目を集めました。プラハ音楽院在学中からチェコ・フィルの首席奏者を務め、ミュンヘン・フィル、バンベルク響の首席奏者を経て、2003年からはベルリン・フィル首席奏者になるという破格の出世ぶりで、あっと言う間に世界のトップ・プレイヤーに登り詰めました。レコーディングも数多く、日本でも人気の高いホルン奏者です。オーケストラの共演やソロ活動だけでなく、自ら結成した木管五重奏団アフラートゥス・クインテットの活動をはじめ幅広い活動をしていますが、そのラデク・バボラークが故郷チェコで活躍するホルン奏者たちからメンバーを厳選して結成したのがチェコ・ホルン・コーラス。すでに国内盤でブルックナーのアルバムが発売されていますが、当盤ではまさにホルン好きのための選曲がなされており、大いに話題を呼ぶものと思われます。
