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マルティヌー/ヴィオラのための作品集

ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):ヴィオラのための作品集
1-2. ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ=コンチェルト
3-5. ヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガル(二重奏曲第1番)
6-7. ヴィオラ・ソナタ第1番
8-10. ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番
11-13. ヴィオラと小管弦楽のためのディヴェルティメント(セレナード第4番)


ヤン・ピエルシュカ(ヴィオラ)、ヤン・クチェラ/プラハ放送交響楽団(1,2)
イジー・フルニーク(ヴァイオリン(3-5,8-10))、ダニエル・ヴィエスネル(ピアノ(6,7))
アンドレアス・ゼバスティアン・ヴァイサー/チェコ室内管弦楽団(11-13)

録音:2003年9月3-4日、プラハ、チェコ放送、R1(1,2)
    2004年4月24-25日(3-5,8-10)、同年2月20日(11-13)、プラハ、スタジオ・マルチーネク
    2004年4月14日、プラハ、HAMU・サウンド・スタジオ(6,7)

マルティヌー/ヴィオラのための作品集

価格:

2,343円 (税込)

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ARTESMON【チェコ輸入盤】

チェコ出身の作曲家マルティヌー(1890-1959)のヴィオラのための作品ばかりを集めたアルバム。多作家であり、時代ごとに作風も様々なマルティヌーだけにこのような企画はたいへん興味深く、マルティヌーを俯瞰的に感じることができます。1932年に作曲された「ディヴェルティメント」は、若きマルティヌーがパリに住んでいた時代の作品で、まるでフランス六人組のような瀟洒で明るいミニ・コンチェルト。
それ以外は、マルティヌーがアメリカへ移住した1950年前後の作品で、2つの「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」と「ヴィオラ・ソナタ第1番」は、時折憂鬱な表情を交えながら痛切に訴える迫力を持っています。ジョージ・セルとクリーヴランド管弦楽団によって初演された「ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ=コンチェルト」は、どこかコープランドにも似たアメリカっぽさが感じられ、隠れたヴィオラの名作といってもいい充実した内容です。
ヤン・ピエルシュカは1951年チェコのオパヴァに生まれ、1977年から1985年までプラハ交響楽団のソリストを務め、1985年からはスタミツ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍、またプラハ芸術アカデミーの助教授も務めています。ピエルシュカの真摯な演奏と素朴で温かい音色は、マルティヌーの魅力をかなり巧く引き出しているといえるでしょう。相方のフルニークのヴァイオリンもヴィエスネルのピアノも素晴らしい。ぜひ多くの方に聴いていただきたい優れたアルバムです。

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