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「ヴィオラとコントラバス」~グリエール、シュペルガーほか

1-5. レインゴリド・グリエール(1875-1956)/ヴィオラとコントラバスのための組曲
6. エミール・タバコフ(1947-;ロシア)/コントラバス独奏のためのモチーフ
7-11. パウル・ヒンデミット(1895-1963)/無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.25 No.1
12. クヌート・グエトレル(1943-;ノルウェー)/グリーンスリーヴスによる変奏曲(コントラバスのための)
13-15. ヨハネス・マティアス・シュペルガー(1750-1812)/ヴィオラとコントラバスのためのソナタ ニ長調


ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ)、イジー・フデツ(コントラバス)

録音:2002年6月11-13日、プラハ、イルハージーフの聖ミハル教会

「ヴィオラとコントラバス」~グリエール、シュペルガーほか

価格:

2,343円 (税込)

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ARTESMON【チェコ輸入盤】

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ヴィオラとコントラバスという組み合わせによるちょっと珍しいデュオ・アルバムで、特にグリエールとシュペルガーのオリジナル作品が注目されます。ロシアのグリエール(1875-1956)の「組曲」は知る人ぞ知る名曲で、第3曲「子守歌」は単独でもよく演奏されますが、5曲とも愛らしい旋律ばかりの宝物のような美しい作品です。シュペルガー(1750-1812)は、モラビア出身のコントラバスのヴィルトォーゾであり、作曲も行った人。モーツァルトと時代を同じくしおり、もちろん古典派ではあるものの、かなり大胆で技巧的な作品であることに驚かされます。
ヴィオラを弾いているヤン・ピェルシュカ(1951年生まれ)は1977年から1985年までプラハ交響楽団の首席を務め、1985年よりスタミツ弦楽四重奏団の一員として活躍しているチェコを代表するヴィオラ奏者です。 彼のソロであるヒンデミットの「無伴奏ヴィオラ・ソナタ」は稀に見る熱い演奏で、技術的には指回りや音程などに若干甘さが見られますが、火の玉のような気迫にはただただ圧倒されます。特に3楽章のプレスティシモのテンションの高い演奏が聞きものです。
一方、イジー・フデツ(1953年生まれ)は1990年よりチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラバス奏者を務めています。彼のソロであるエミール・タバコフ(1947-)の「コントラバス独奏のためのモチーフ」はどこか東洋的な旋律と野性味溢れるリズムが交錯する不思議な味わいの作品で、これもなかなか魅力的です。
とにかくヴィオラもコントラバスも気合い充分の演奏で、録音も生々しくてパンチがあってオススメです。

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