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ジュリアーニ、カルッリ、ディアベッリ/フラウト・トラヴェルソとギターのための作品集

カール・ライネッケ(1824-1910):
1-4. 4手ピアノのためのソナタ イ短調 Op.35
(1845)
5-16. グルックのガヴォットによる即興曲 Op.125(1873)
17-19. 3つの小幻想曲 Op.9(1845/1847)
20-28. J・S・バッハのサラバンドによる変奏曲 Op.24(1849/出版:1852)
29-35. アンデルセンの「豚飼い王子」のための音楽 Op.286(出版:1910)

ダイアン・ベイカー、エッカート・ゼルハイム(ピアノ)

録音:2006年11月、ケルン(ドイツ)、WDR、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール
使用楽器:1839年、エラール製

ジュリアーニ、カルッリ、ディアベッリ/フラウト・トラヴェルソとギターのための作品集

価格:

2,343円 (税込)

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ARS PRODUKTION【ドイツ輸入盤】

カール・ライネッケ(1824-1910)は、デンマーク出身の作曲家で、主にドイツで活躍した隠れたロマン派の巨匠。1861年にライプツィヒ音楽院のピアノ科・作曲科の教授に任命され、1897年からはその院長となり、各種の改善を行なって同音楽院の黄金期を現出しました。また、ケヴァントハウス管弦楽団の指揮者として、団員の訓練にあたり、演奏レベルを大いに向上させました。作曲家としても教育者としても優れた業績を残したライネッケは、シューマンやメンデルスゾーンとも親交があり、同時代の音楽家から多大な尊敬を集めました。
ライネッケはその生涯に1000 曲以上もの作品を書いた多作家ですが、あまりにも堅実な作風のせいか死後急速に忘れ去られてしまいました。しかし近年再評価が進み、その良質な室内楽作品は時々演奏会でも取り上げられるようになってきました。特に彼のフルート作品(特にコンチェルト)は昔から人気があり、また初級者向けのソナチネからピアノ協奏曲まで、多くのピアノ作品があります。とはいえピアノ4手連弾作品集となればかなり珍しいもので、しかも1839年エラール製のピアノを用いたところにも強いこだわりを感じさせます。いずれも格調高い音楽で、シリアスで堂々たる「4手ピアノのためのソナタ」、ロマンの薫り高い「3つの小幻想曲」、バッハのフランス組曲第1番の「サラバンド」が極めてロマンティックな対位法によって刻々と変容していく「J・S・バッハのサラバンドによる変奏曲」など聞きごたえも十分です。アンデルセンの童話「豚飼い王子」による音楽は、朗読と連弾ピアノのみで作られた愉しい音楽劇です。

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