１～４．ゲオルク・フィリップ・テレマン（1681-1767）／協奏曲 ニ長調
５．Ｊ・Ｓ・バッハ（1680-1750）／無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第３番 BWV1006 から「ロンド風ガヴォット」
６～13．アルカンジェロ・コレッリ（1653-1713）／ソナタ ニ短調 Op.5-12「ラ・フォリア」
14．トマゾ・アルビノーニ（1671-1750）／アダージョ ト短調
15～18．ジュゼッペ・トレッリ（1658-1709）／シンフォニア ニ長調
19．Ｊ・Ｓ・バッハ／カンタータ第147番 BWV147 から「主よ、人の望みの喜びよ」
20．ジャンバッティスタ・マルティーニ（1706-1784）／トッカータ ニ長調
21～23．トマゾ・アルビノーニ／協奏曲変ロ長調
24～26．ヘンリー・パーセル（1659頃-1695）／ソナタ
フランツ・ヴァーグナーマイヤー（ピッコロトランペット）、ロベルト・コヴァーチ（オルガン）
録音：2007年7月10-13日、オースストリア、ザンクトフロリアン参事会聖堂
ARS PRODUKTION 【ドイツ輸入盤】
フランツ・ヴァーグナーマイヤーは、1962年生まれのオーストリア出身のトランペット奏者。リンツのブルックナー音楽院とウィーン音楽院で学び、カメラータ・アカデミカやウィーン交響楽団などオーストリア内外のオーケストラで活躍しています。ソリストとしてもすでに多くのCDをリリースしています。このアルバムでは、バロック期のピッコロ・トランペットとオルガンのための作品を集め、ピッコロ・トランペットの軽快で伸びのある音色とオルガンとのアンサンブルの魅力を伝えてくれます。ヴァーグナーマイヤーは、過度に華やかになったり、技巧をひけらかすことなく、むしろしっとりした落ち着きのある大人の演奏をしています。高音も決してうるさくなることはなく、あくまで音楽的なセンスのよい表現は見事です。もちろんオルガンとのバランスもきわめて良好です。
