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クララ&ロベルト・シューマン、リーム/ピアノ三重奏曲集【SACD】

1-4. クララ・シューマン(1819-1896)/ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17(1846)
5-8. ローベルト・シューマン(1810-1856)/ピアノ三重奏曲第3番 ト短調 Op.110(1852)
9. ヴォルフガング・リーム(1952-)/見知らぬ情景 III(1983/1984)


ブーランジェ三重奏団
 カルラ・ハルテンヴァンガー(ピアノ)、ビルギット・エルツ(ヴァイオリン)、イローナ・キント(チェロ)

録音:2008年3月、ベルリン、ジーメンスヴィラ

クララ&ロベルト・シューマン、リーム/ピアノ三重奏曲集【SACD】

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ARS PRODUKTION【ドイツ輸入盤】

19世紀の最も才能ある女性ピアニストであり、良妻賢母の代表として映画や子供向け伝記漫画にもなっているクララ・シューマンと、その夫ローベルトのピアノ三重奏曲集です。クララの「ピアノ三重奏曲」は、結婚して母となった1846年の作で、初期の作品に比べてより完成度の高い成熟した音楽となっており、確かなロマン派保守本流の流れを感じさせます。メンデルスゾーンやブラームス、ヨアヒム、そしてローベルトもクララの室内楽作品をこぞって賞賛し、しばしば演奏しただけあって、女性ならではの優美さや母性を感じさせる温かみが何とも素敵。
一方のローベルトの「ピアノ三重奏曲第3番」は、1851年(41歳)の脂の乗りきった時期の作品で、デンマークの作曲家ニールス・ゲーゼに献呈されています。シューマンの後期を代表する名作ですが、デッセルドルフのライン川に投身自殺を計る2年前に作曲されただけあって、内省的でドラマティック。むせかえるほどロマンチックな響きは切ないくらいに美しく、楽章が進むにつれて緊張感が増していきます。
2006年ハンブルクで創設された女性トリオ「ブーランジェ三重奏団」のデビュー・ディスクですが、デビュー直後からコンクール入賞とリサイタルを繰り返して多方面に活躍している実力派だけあって、3人それぞれがかなり巧く、バランスや表現も精緻に整えられています。スッキリ洗練された響きを作り上げつつも、各フレー出にずいぶんと細かいニュアンスを付けており、単調になりがちなピアノ・トリオが実に鮮やかで活力に満ちています。最後はドイツの現代作曲家リームのモダンな鋭い音楽で、彼女らの若い感性と実力を遺憾なく発揮しています。オススメです。
SACDハイブリッド盤ですので、通常のCDプレイヤーでももちろん大丈夫です。

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