フランツ・ダンツィ(1763-1826):
1. 序曲 変ホ長調 P.32(管弦楽曲)
2-4. ファゴット協奏曲ト短調
5-7. ファゴット協奏曲ハ長調
8-10. ファゴット協奏曲へ長調
ジェーン・ガワー(ファゴット)、マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)/ケルン・アカデミー
録音:2006年1月3-5日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS PRODUKTION【ドイツ輸入盤】
ホープリチによるクルーセルのクラリネット協奏曲集に続く、アルス・プロダクションの「忘れられた至宝」シリーズ第2弾は、マンハイムとシュトゥットガルトの宮廷で活躍したイタリア系ドイツ人作曲家ダンツィのファゴット協奏曲集。
ソリストのジェーン・ガワーはオーストリアに生まれ、オランダ国家給費留学生として王立ハーグ音楽院を卒業後、数々のピリオド楽器オーケストラで活躍し、2005年からはガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソロイスツおよびレヴォリューショネル&ロマンティーク管弦楽団の首席ファゴット奏者を務めています。マ
イケル・アレグザンダー・ウィレンズはジュリアード音楽学校でジョン・ネルソンに師事したアメリカの若手指揮者。レオン・ボトステインのアシスタントとしてアメリカ交響楽団の日本ツアーに参加したこともあり、16世紀から21世紀まで広いレパートリーを持つ指揮者として世界中で活躍しています。
もちろんソロもオーケストラもピリオド楽器を使用しているため、これまでのダンツィのファゴット協奏曲の演奏とは一線を画す鮮やかな演奏です。SACDハイブリッド盤なので音質も良く、通常のプレイヤーでもお楽しみいただけます。