ベルンハード・クルーセル(1775-1838):クラリネット協奏曲集
1-3. クラリネット協奏曲 へ短調 Op.5(1815)
4-6. クラリネット協奏曲変ロ長調 Op.11(1822)
7-9. クラリネット協奏曲変ホ長調 Op.1(1811)
エリック・ホープリチ(クラリネット)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンス(指揮)/ケルン・アカデミー
録音:2005年11月7-10日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ARS PRODUKTION【ドイツ輸入盤】
クルーセル(1776-1838)は、シベリウス以前のフィンランドでは最も名を知られた作曲家。クルーセル自身がクラリネットの名手だったためにクラリネットを含む作品が多く、なかでもこの3つのクラリネット協奏曲はいまでもよく演奏されています。ここでは、18世紀オーケストラの首席奏者として名高いホープリチが華麗に演奏を披露しており、もちろんオーケストラともどもピリオド楽器を使用しています。これまでのクルーセルの演奏とは一線を画す刺激的で鮮やかな演奏です。「レコード芸術」誌の「海外盤試聴記」でも推薦されていたディスクです。
SACDハイブリッド盤なので音質も良く、通常のプレイヤーでもお楽しみいただけます。