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カラー・オヴ・ザ・ハープ 【SACD】

1.J・S・バッハ(1685-1750)/平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲第8番 変ホ短調 BWV853
2~4.C・P・E・バッハ(1714-1788)/ソナタ ト長調 Wotq.139「ハープのためのソロ」
5.ウィリアム・クロフト(1678-1727)/組曲第3番 ハ長調 から「グラウンド」
6.ルイ・シュポア(1784-1859)/幻想曲 ハ短調 Op.35
7~9.マルセル・トゥルニエ(1879-1951)/組曲第1番「3つの印象」 Op.29
10.ガブリエル・フォーレ(1845-1924)/即興曲 Op.86
11.アンリエット・ルニエ(1875-1956)/瞑想曲[Contemplation]
12.アンリエット・ルニエ/幻想的バラード


アントン・シー(ハープ)   録音:2005年3月18-20日、ヴッパータール、インマヌエル教会

カラー・オヴ・ザ・ハープ 【SACD】

価格:

2,648円 (税込)

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ARS PRODUKTION【ドイツ輸入盤】

バロックから近代までの各時代順にハープ・ソロの名曲を収めたアルバム。バロック期ではイギリスのウィリアム・クロフトやJ・S・バッハとその息子カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ(1714-1789)の作品が選曲されており、C・P・E・バッハの「ハープ・ソナタ」はオリジナルのハープ作品としては最も古いものとされる重要な作品です。ルイ・シュポア(1784-1859)は、ベートーヴェンとほぼ同時期に活躍したドイツの作曲家で、自身も優れたヴァイオリニストでした。優れたハープ奏者シャイドラーと結婚したため、ハープの作品をいろいろ残していますが、ロマン派の先駆けといえるロマンチックで甘美な音楽は、ハープ・ファンからも高い人気があります。
トゥルニエ、フォーレ、ルニエは近代フランスの作曲家たちで、いずれも近代ハープの礎を築いたアルフォンス・アッセルマン(1845-1912)と関係が深く、フォーレの「即興曲」は、友人であったアッセルマンに献呈された華麗な作品です。マルセル・トゥルニエ(1879-1951)とアンリエット・ルニエ(1875-1956)は、アッセルマンの弟子でもあった極めて優れたハープ奏者でもあり、たくさんの弟子を育てました。パリ音楽院のハープ科教授であったトゥルニエは、ハープの新しい奏法などを研究し続け、「3つの印象」は不思議な色彩をもったモダンな音楽です。ルニエは美人女性ハーピストとして世界中で活躍しましたが、信仰心が強く自ら清貧に甘んじ、無償でコンサートを開いたり、献身的に生徒を教えるなど数多くの美談が伝えられています。ハープ・コンクールの開催やクロマティック・ハープの開発などハープの発展に大きく貢献しました。ルニエの「瞑想曲」は、心のひだにからみつくような繊細で美しい作品で、アントン・シーの演奏も優れています。
アントン・シーはハーグ王立音楽院で学び、2004年ミュンヘン国際コンクール・ハープ部門で優勝したオランダの逸材です。
SACDハイブリッド仕様なので通常のプレイヤーでもお楽しみいただけます。

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