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フンメル/ヴィオラのための作品集

ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
1-3. ヴィオラ・ソナタ 変ホ長調 Op.5 No.3(*)
4. ヴィオラとピアノのためのアリオーソ(*)
5. ヴィオラと管弦楽のためのポプリ Op.94(+)
6-8. チェロ・ソナタ Op.104 No.3(マルチン・ムラフスキによるヴィオラ用編曲版)(*)
9. ヴィオラとピアノのためのワルツ(*)


マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)、ウルシュラ・シリンスカ(ピアノ(*))
リシャルト・ハントケ(指揮)/フンメル・プロジェクト管弦楽団(+)

録音:2009年1月24日、シュチェチン(ポーランド)、ポモジェ公城ボグスワフ・ホール(+)
    2009年5月4-5、ポズナン(ポーランド)、パデレフスキ音楽アカデミー、アウラ・ノヴァ(*)

フンメル/ヴィオラのための作品集

価格:

2,138円 (税込)

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ACTE PREALABLE【ポーランド輸入盤】

フンメル(1778-1837)はベートーヴェンの友人としてまた良きライバルとして同時代を生き、モーツァルトの弟子としてはピカイチの存在でした。当時の大作曲家たちと親交を結び、ウィーンでピアニスト兼作曲家として活躍して大いに人気を集め、門下にはメンデルスゾーンなどもいます。彼の作品は管弦楽曲や協奏曲、宗教音楽などあらゆるジャンルに及んでいますが、とりわけピアノ界での業績は大きく、易しい作品や練習曲などはいまでも愛され続けています。
最近ではフンメルのピアノ独奏以外の作品が積極的に発掘・録音されるようになり、管弦楽曲や声楽曲にも注目が集まっていますが、このアルバムのようにヴィオラのための作品ばかりを集めたものはたいへん珍しい。初期の作品(フンメルが20歳)である「ヴィオラ・ソナタ」は、いかにも古典派らしい折り目正しい音楽ですが、「ヴィオラと管弦楽のためのポプリ」や「ワルツ」はロマン派の息吹を感じさせる情感豊かな音楽です。特に「ポプリ」は、モーツァルトやハイドン、ベートーヴェンなど影響が色濃く感じられ、まさに音楽のポプリ(花束)といえる面白い作品。ヴィオラ・ソロも技巧的で華やかさもあって、20分ほどの充実したコンチェルトです。さらにフンメルの晩年の作である「チェロ・ソナタ」のヴィオラ版は、音域が低めなせいか骨太のズッシリした響きや剛直な表現が多々見られ、ムラフスキも本気モード全開の熱演です。フンメルにはまだまだ知られていない側面があることを気付かせてくれる貴重なアルバムです。

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