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ポーランドのファゴット音楽~タンスマン、グルジンスキ、スピサクほか

1~3.アレクサンドル・タンスマン(1897-1986)/ファゴットとピアノのためのソナティネ(*)
4~7.タデウシュ・バイルト(1928-1981)/ファゴットとピアノのための4つの前奏曲(*)
8~10.ミハウ・スピサク(1914-1965)/オーボエ、クラリネットとファゴットのためのソナティネ(+)
11~13.アレクサンドル・タンスマン/ファゴットとピアノ伴奏のための組曲(*)
14~16.チェスワフ・グルジンスキ(1911-1992)/ファゴット・ソナタ第2番(#)
17~20.アレクサンドル・タンスマン/オーボエ、クラリネットとファゴットのための三重奏曲(+)
21~22.ズビグニェフ・スウォヴィク(1972-)/無伴奏ファゴットのための2つの舞曲


カタジーナ・ピョトロフスカ=ヴィルチェフスカ(ファゴット)
アグニェシュカ・コパツカ(ピアノ(*))、ウカシュ・ジコフスキ(オーボエ(+))
クリスティーナ・サコフスカ(クラリネット(+))、ドミニク・ヴィルチェフスキ(ピアノ(#))

録音:2007年7月11-13日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

ポーランドのファゴット音楽~タンスマン、グルジンスキ、スピサクほか

価格:

2,138円 (税込)

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ACTE PREALABLE【ポーランド輸入盤】

ポーランドの近現代の作曲家たちによるファゴット作品集で、タンスマンを除いてはたいへん珍しい作曲家の作品ばかりです。中では3曲を占めるアレクサンドル・タンスマン(1897-1986)が最も知名度も高く、その音楽もひときわ秀逸なもの。タンスマンは、ポーランドに生まれましたが22歳の時にパリ移住し、ピアニスト・作曲家として活躍したという、ショパンに似た経歴を持つ作曲家です。最近は取り上げられる機会が増えつつあるものの、まだまだ日本ではまだまだ知名度は高いとはいえません。ピアノ曲や管弦楽曲などたくさんの作品がありますが、ファゴットをはじめとする木管のための作品は比較的取り上げられる機会が多く、近年はなかなかの人気ぶりを誇っています。フランス的な香りの濃い音楽は、フランス六人組の強い影響を感じさせる機知に富んだ心地よい作品です。プーランクばりの颯爽とした「ファゴットとピアノのためのソナティネ」は、もはやファゴット作品の定番となりつつある名曲。「オーボエ、クラリネットとファゴットのための三重奏曲」は、ルーセルのようなちょっと晦渋な現代的サウンドを持った音楽ですが、非常に聴き映えのする近代の木管三重奏の傑作の1つです。
タンスマン以外では、管楽器のための作品に定評があるミハウ・スピサク(1914-1965)やショパンと関係の深い音楽一家であるチェスワフ・グルジンスキ(1911-1992)の作品などが聞きもの。また、グルジンスキの「ファゴット・ソナタ第2番」やスウォヴィク(1972-)の「無伴奏ファゴットのための2つの舞曲」でのピョトロフスカ=ヴィルチェフスカの太い音色とドイツ的なガッチリとした演奏ぶりは、たいへん立派です。カタジーナ・ピョトロフスカ=ヴィルチェフスカ(1978年生まれ)は、2005年よりポーランド放送管弦楽団(ワルシャワ)の奏者を務めているポーランドの俊英ファゴット奏者。

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