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バツェヴィチ/オーボエのための作品全集

グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
1-3. オーボエ、ハープと打楽器のための三重奏曲
4-6. オーボエ・ソナティナ
7-9. オーボエ・ソナタ
10-12. オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲


マリウシュ・ペンジャウェク(オーボエ)
ピオトル・グロデツキ(ピアノ)、バルバラ・ストゥフル(ヴァイオリン)、アガタ・ザヨンツ(チェロ)、アンナ・シコジャク=オレク(ハープ)、ヤン・ピルフ(打楽器) 録音:1999年

バツェヴィチ/オーボエのための作品全集

価格:

2,138円 (税込)

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ACTE PREALABLE【ポーランド輸入盤】

グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969)は、ポーランドの作曲家でヴァイオリニストでもありす。作曲ではピアノや管楽器、弦楽四重奏などの室内楽に最も力を注ぎ、その時代の最も才能ある女流作曲家と広く認められています。しかし、日本ではまだまだ知る人も少なく、今後再評価されていくことはまず間違いありません。彼女の神秘的で退廃したロマンチシズムを感じさせる音楽は、女性版シマノフスキといえるかも知れません。その独特の世界にはハマル人も多いことでしょう。
このバツェヴィチのオーボエ作品集ばかりを集めたアルバムは、作曲年代が違うせいか、1曲ごとにけっこうスタイルと雰囲気異なっており、オーボエ作品を通して作曲家バツェヴィチを俯瞰できます。「オーボエ、ハープと打楽器のための三重奏曲」は編成も奇妙ですが、ウネウネとした旋律を奏でるオーボエと、怪しい効果音で不思議なサウンドを生み出すハープと打楽器が独自の世界を生み出しています。例えていうなら、小泉八雲の「怪談」みたいな印象。また、「オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲」はがらりと雰囲気が変わり、男性的といってもいいほど力強い旋律とがっしりしたサウンドで、ずいぶんスタイリッシュでかっこいい曲。ひょっとすると隠れた名曲かも。オーボエとピアノのための作品はプーランクばりのオシャレさもあって、バツェヴィチの奥深さがうかがえます。

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