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「さらばニューヨーク」~オリヴィエ・グレフ/室内楽作品集

オリヴィエ・グレフ(1950-2000):
1. Oi Akashe Op.170
(チェロとピアノ)
2-3. チェロとピアノのための小品 Op.167
4-5. チェロとピアノのための小品 Op.173
6. チェロ独奏のための「No」 Op.154
7. ヴェニ・クレアトール Op.103
(チェロとピアノ)
8-9. ヴァイオリンとピアノのための小品第1番 Op.83
10-11. ヴァイオリンとピアノのための小品第2番 Op.84
12. コレットのカプリスOp.185
(ヴァイオリン独奏)
13-14. ヴァイオリンとピアノのための小品第3番 Op.104
15. ピーター・フィリップスによる変奏曲
(ヴァイオリンとピアノ)
16. ピアノのためのロンド「四十二番街」 Op.33a
17. オーリック/グレフ編/さらばニューヨーク Op.349
(ピアノ、フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ)


デルフィーヌ・バイロン(チェロ)、ベルトラン・ジロー(ピアノ)
マシュー・ゴデフロイ(ヴァイオリン)、フレデリック・シャトゥー(フルート)
アレクサンドレ・シャボー(クラリネット)

録音:2009年12月9-10日、2010年1月7日、、パリ、サン=マルセル寺院

「さらばニューヨーク」~オリヴィエ・グレフ/室内楽作品集

価格:

2,300円 (税込)

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ANIMA【フランス輸入盤】

ポーランド人移民を両親にパリで生まれたオリヴィエ・グレフ(1950-2000)は、3歳でピアノを、9歳で作曲を開始するという天才肌でした。パリ音楽院でピアノをリュセット・デカーヴ、室内楽をジャン・ユボー、作曲をトニー・オーバン、オーケストレーションをマリウス・コンスタンに師事。のちにジュリアード音楽院でも学び、ルチアーノ・ベリオにも師事しました。特にピアノ曲(ソナタだけで23曲)、室内楽、声楽の作曲に才能を発揮し活躍しましたが、1950年5月13日、パリの自宅で50歳の若さで亡くなりました(死因は不明)。グレフの作風は、機能和声や旋法を大切にしたもので、当時の現代音楽の主流だった無調、アヴァンギャルドといった方向とは異なっていたため、前半生は作曲家としてはあまり注目されることはありませんでした。しかし、現代音楽としては聴きやすいその独自の音楽は、メータやプルーデルマッハー、ダルベルト、ダネル四重奏団、パスキエ、カプソン、グァルダといった名だたる演奏家たちから高く評価を受け、オリヴィエ・グレフ財団及びアパックス社が設立され、現在では再評価も進み、グレフの様々な作品が出版・演奏されるようになりました。
このアルバムは2010年は没後10年を記念した録音で、パリ管弦楽団のチェロ奏者デルフィーヌ・バイロン、ANIMAレーベルの主催者でもありピアニストのベルトラン・ジローなど、グレフの音楽に共感する音楽家が集まりました。美しい陰影を描くチェロとピアノの作品「ヴェニ・クレアトール」やジョルジュ・オーリックのピアノ作品をグレフが室内楽用に編曲した「さらばニューヨーク」などジャズ風にアレンジされた作品など、独自の作風を確立したグレフの作品を幅広く取り上げています。かなりシリアスな深みのある音楽で、グレフという作曲家の凄さがビンビン伝わってきます。デジパック・ケースです。

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