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ショスタコーヴィチ/チェロ協奏曲第1番、ミャスコフスキー/チェロ協奏曲

1-4. ショスタコーヴィチ(1906-1975)/チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107
 ユージン・オーマンディ(指揮)/フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1959年、フィラデルフィア、アメリカ合衆国

5-6. ミャスコフスキー(1881-1950)/チェロ協奏曲 ハ短調 Op.66
 マルコム・サージェント(指揮)/フィルハーモニア管弦楽団  録音:1957年

7. チャイコフスキー(1840-1893)/ロココ風の主題による変奏曲 Op.36
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)/レニングラード・フィル
  録音:1960年

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)

原盤、初出盤:Philips, SABL 165(1-4)/HMV, ALP 1472(5-6)/DGG, SLPM 138674(7)

ショスタコーヴィチ/チェロ協奏曲第1番、ミャスコフスキー/チェロ協奏曲

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1,250円 (税込)

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ALTO【イギリス輸入盤】

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927-2007)は、旧ソ連出身のチェロ奏者で、指揮者や教育者としても広く活躍しました。20世紀の最も偉大なチェリストの1人とされるロストロポーヴィチは、圧倒的な技巧と豊かな音量に裏付けられた、スケールの大きな表現性で広く知られています。レパートリーはバロック音楽から現代音楽まで幅広く、20世紀の代表的な作曲家が競ってロストロポーヴィチのためにチェロ作品を作曲しています。
ショスタコーヴィチ(1906-1975)の「チェロ協奏曲第1番」は、ロストロポーヴィチの独奏とムラヴィンスキー指揮するレニングラード・フィルにより1959年10月4日に初演されました。その約1カ月後にロストロポーヴィチの独奏とオーマンディ指揮のフィラデルフィア管によりアメリカ初演・録音されました。その歴史的な演奏であり、オーマンディの伴奏もロシアっぽい独特の重苦しさと迫力があって、これぞショスタコーヴィチといった重量級の熱い演奏です。
一方、ミャスコフスキー(1881-1950)の「チェロ協奏曲」は、1945年3月17日モスクワにおいてスヴャトスラフ・クヌシェヴィツキーのチェロ独奏で初演されました。ミャスコフスキーは、生涯に27曲もの交響曲を残し、その門人にはハチャトゥリアンやカバレフスキー、シチェドリンなどそうそうたる作曲家たちがいます。ミャスコフスキーの作品は演奏や録音の機会が多いとはいえませんが、彼のチェロ作品はじっくり聞き込むに値する優れた音楽です。ロシア音楽とは思えないほどミャスコフスキーの作風は保守的で重厚であり、むしろブラームスを想起させるほど渋くロマンチックで、ドイツの後期ロマン派の音楽といわれても納得してしまうほど。
最後のチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」は、心を美の世界に浸らせてくれるロマンチックな作品です。ロストロポーヴィチは甘く優雅に歌うように演奏しており、雄渾かつ華麗です。

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