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ラッスス/レクイエム、復活祭の日曜日のための音楽

オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
1. 「暁の光は赤く染まり」
2. 「主イエスが蘇り」
3. 「蘇りたまいしキリストは」
4. 「天の女王、喜びませ」
5. 「暁の光は赤く染まり」によるマニフィカト
6-15. レクイエム


ブルーノ・ターナー(指揮)/プロ・カンティオーネ・アンティクァ

録音:1981年  原盤:PCA/Hyperion

ラッスス/レクイエム、復活祭の日曜日のための音楽

価格:

1,222円 (税込)

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ALTO【イギリス輸入盤】

オルランドゥス・ラッスス(オルランド・ディ・ラッソ,1532-1594)は、後期ルネサンスのフランドル楽派の作曲家。フランドル楽派らしいよく練れたポリフォニーを得意とし、16世紀末のヨーロッパではパレストリーナと並んで最も有名な作曲家でした。ラッススはフランドル地方(現ベルギー)の出身ながら、若い頃はイタリア各地を巡り、ナポリやローマで作曲を行いました。その後はフランスやイギリス、ネーデルラントを訪問し、やがてドイツのバイエルン公5世の宮廷音楽家(のちに楽長)となりミュンヘンに定住しました。ラッススの名声は次第にヨーロッパ中に広まり、1570年には神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン2世から貴族に叙され、翌年には教皇グレゴリオ13世より教皇庁騎士に叙任されるという作曲家としては異例の待遇を受けました。ラッススは2000曲あまりの作品を残した多作な世界的作曲家であり、教会音楽や世俗曲などあらゆるジャンルを手掛けたものの、器楽曲は皆無で全て声楽曲でした。
このアルバムでは、ラッススの代表曲のひとつ「レクイエム」などを収録しており、複雑で高度な技法を取り入れた5声の「レクイエム」は、明るく豊かな響きが感動的です。パレストリーナの音楽の魅力が計算し尽くされた美しい響きとすれば、ラッススの音楽は響きに込められた情感の深さ、祈りの精神の強さにあるといえるでしょう。中世・ルネッサンスの声楽音楽で最高の名声を得た往年の名合唱団「プロ・カンティオーネ・アンティクァ」の美しい響きはさすがに素晴らしく、ラッススの感動的な音楽が堪能できます。独特の唱法による柔らかい響きは味わい深く、作品に秘められた絶妙な音色を抜群のセンスで表現するターナーの指揮も素晴らしいものです。もともとPCA/Hyperionレーベル音源のライセンス盤です。

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