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シューベルト/ピアノ・ソナタ第19番,第21番

フランツ・シューベルト(1797-1828):
1-4. ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958
5-8. ピアノ・ソナタ第21番変 ロ長調 D.960


スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)   録音:1973,1972年

シューベルト/ピアノ・ソナタ第19番,第21番

価格:

1,222円 (税込)

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ALTO【イギリス輸入盤】

ピアノの巨匠スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)はシューベルトを愛し、たびたびコンサートやレコーディングで取り上げていました。このアルバムは、シューベルトという最晩年のピアノ・ソナタである第19番と第21番という重厚な組み合わせで、80分近い長時間録音となっています。ザルツブルクでの1972年と1973年のライヴ録音であり、Victorから国内盤としてリリースされていたものと同じ音源と思われます。シューベルトの最後のソナタである第21番は、スケールの大きさと比例した深い感動を与えてくれる演奏。特に第1楽章の悠然としたテンポは異様なほど遅く、この楽章だけでも24分以上かけてリヒテルはゆったりと歌いあげています。とはいっても冗長というのではなく、強い集中力をもって彫りの深い表現で深々とした味わいを醸し出しています。第19番も威厳に満ちた堂々たる演奏で、ガッチリとした構成力と引き締まった表現は巨匠らしいところ。どちらも同曲の決定盤ともいえる感動的な名演です。

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