1-3. ジャン・フランセ(1912-1997)/サクソフォンのための小四重奏曲(1935)
4. ロベール・プラネル(1908-1994)/ブルレスク(1939)
5-6. イサーク・アルベニス(1860-1907)/スペイン組曲 Op.47(1886)より「グラナダ」,「カディス」
7. アルベニス/旅の思い出 Op.71(1886-1887)より「入り江のざわめき」
8. レニー・ニーハウス(1929-)/パストラミ・オン・ライ
9. ニーハウス/ゴスペル・トゥルース
10. ニーハウス/ロコ・モーティヴ
11. フランク・コーデル(1918-1980)/ジェスチャー(1972)
12. ジャン・マティティア(1952-)/チャイニーズ・ラグ(1988)
13-17. アンドレイス・ヤンソンス(1938-)/ラトヴィア古舞踊組曲(1976)
18. ペドロ・イトゥラルデ(1929-)/ギリシャ組曲[Suite Helenica]
[マルチメディア・オーディオ/ビデオ・ファイル]
◎ゴルカ・エルモサ(1976-)/ゲルニカ、26/04/1937(1994)(*)
SAX 3+1
ルベン・ドミンゴ、ジュアキン・スビラス、J・ミケル・シモン、ジュアン・マルティ(サクソフォン)
ゴルカ・エルモーサ(アコーディオン(*))
録音:2003年6月8-9日、スペイン、タラゴナ県ヴェンドレイ、パウ・カザルス・ホール
ARS HARMONICA【スペイン輸入盤】
サクソフォン四重奏のための作品集。フランセの「小四重奏曲」やアルベニスの「スペイン組曲」、イトゥラルデの「ギリシャ組曲(ヘレニカ組曲)」などは定番として有名ですが、スペイン系の作曲家やレニー・ニーハウスやフランク・コーデルなど映画音楽でも知られた作曲家が多いのも特徴です。ラトヴィア作曲家で指揮者でもあるアンドレイス・ヤンソンスの「ラトヴィア古舞踊組曲」やマティティアの「チャイニーズ・ラグ」をはじめ、ニーハウスやコーデルの作品など比較的に技術的にも易しそうなものばかりで、新たなレパトリーの開拓としても興味深いアルバムです。
ブックレット代わりのマルチメディア・トラック付きCDプラス仕様で、パソコンにセットすれば、「SAX 3+1」の経歴や入賞歴、ディスコグラフィー、写真などが見ることができます。とりわけ映像で見ることができるゴルカ・エルモサ(1976-)の「ゲルニカ、26/04/1937」は、アコーディオンとのコラボ作品で、戦争の悲劇を思わせる描写がたいへん巧く、聴き応えのある音楽です。
「SAX 3+1」は、1994年創設のスペインのサクソフォン・カルテット。いくつかの室内楽コンクールで1位を獲得し、スペインやフランスを中心にコンサート活動を行っています。
デジパック・ケースです。