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ポルポラ/カンタータ集、ゴルトベルク/チェンバロ・ソナタ

ニコラ・ポルポラ(1686-1768):
1-4. アルトと通奏低音のためのカンタータ「一人棄てられて」
5-9. アルトとフルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ「ここに一日の最初の光が来る」
10-13. ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756)/チェンバロのためのソナタ
14-17. アルトとヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ「起きて、羊飼いよ起きて」Op.1-9
18-21. アルトと通奏低音のためのカンタータ「もし私の心が一人だったら」


アルトゥール・ステファノヴィツ(カウンターテナー)
アンサンブル・クラブ・エウローパ
  ドロタ・チブルスカ=アムスラー(ハープシコード、音楽監督)、セルゲ・サイッタ(リコーダー)
  サイモン・ヘイリック(バロック・ヴァイオリン)、デニス・セヴェリン(バロック・チェロ)

録音:2003年、スイス、グリミーズアート  発売:2013年

ポルポラ/カンタータ集、ゴルトベルク/チェンバロ・ソナタ

価格:

2,100円 (税込)

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CD ACCORD【ポーランド輸入盤】

18世紀イタリアにおけるオペラ、声楽の大家、声楽の教師として国際的な名声を得ていたニコラ・ポルポラ(1686-1768)。イギリスの「貴族オペラ」から招聘を受けてロンドンへ渡り、そこでヘンデル(1685-1759)と覇権争いをしましたが成功することはなく、その後ドレスデンの宮廷楽長となりました。しかし、そこでも同時期に活躍したドイツのヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)と敵対関係となり、一説には彼とその夫人を避けるためにウィーンに行き、そこで若きハイドンに音楽を教えることになったと言われています。彼は数多くのオペラと声楽曲を作曲しましたが、結局のところ名声を博したのは「教師」としてであり、その作品はこれまで不当に忘れ去られていました。しかし、名教師として声楽を追求し続けたことにより生まれた美しい旋律や華麗な装飾を持つポルポラの作品は、近年再評価が著しく、このアルバムに収録されているカンタータ集も実に美しいものです。どのカンタータも精巧なレチタティーヴォと美しいメロディが溢れ、伴奏部にも数多くの工夫が凝らされています。アルバムの途中に挿入された「チェンバロ・ソナタ」は、あのJ・S・バッハの「ゴルトベルク変奏曲」のエピソードの元になったヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756)の作品。こちらも見事なテクニックを駆使した華麗な作品で、聴き応えがあります。カウンターテナーのステファノヴィツも透明感のある声がとても美しく、ピリオド・アンサンブル「アンサンブル・クラブ・エウローパ」の演奏もイタリアらしい活気と華やかさがあって鮮烈です。

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