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ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全集(8CD)

ブダペスト弦楽四重奏団
【ヨーゼフ・ロイスマン、アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)、ボリス・クロイト(ヴィオラ)、ミーシャ・シュナイダー(チェロ)】

録音:1958-61年

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全集(8CD)

価格:

3,362円 (税込)

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SONY【ドイツ輸入盤】

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ブダペスト四重奏団は、1917年にハンガリーの首都ブダペストで結成された弦楽四重奏団。当初はブダペスト国立歌劇場管弦楽団のメンバーで、全員がハンガリー人でしたが、1927年にロシア人の名ヴァイオリニスト、ジョセフ・ロイスマンが加わったことで、従来の第1ヴァイオリン主導型の伝統を変革し、アンサンブルに変化と進化が生まれました。必然的に共和風性のアンサンブルを生み出すことになりましたが、結果的に全てのパートが均等に扱われることになり、しかも新即物主義的な当時の風潮を反映したためか、19世紀的な趣味制や感情の露出が極力斥けられることになりました。伯仲した4人の奏者がそれぞれのパートを精緻に、そしてきびしく扱うことによって、恣意を許さぬ様式を樹立したのは、もはや必然的な成行きでした。室内楽というインティメートな世界にとって、それは画期的な出来事でした。4声部が一点のくもりもなく、明確に、精巧にからみ合う新しい弦楽四重奏の様式が完成されたのです。しかもブダペスト弦楽四重奏団の演奏は、その純粋さが、ヒューマンな表現意欲と結ばれている。彼らの演奏が、きびしく抑制されながら、決して無機的にならないのはそのためである。
このアルバムは、20世紀を代表するベートーヴェンの弦楽四重奏曲を代表する名盤といわれているもの。ブダペストSQのベートーヴェン全集はモノラル期からいくつかの録音があるものの、このステレオ録音は円熟期のブダペストSQの芸術の全てが収められた屈指の名演です。明確な形式感で、ベートーヴェンの精妙な音構造をみごとに表現しながら、そこに滋味ゆたかな音楽の精髄と意志的な力を表しています。まさにベートーヴェン演奏の最高峰ともいえる稀有の名演奏です。オススメです。薄型ボックス・ケース。

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