CD1:
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
ピアノ・ソナタ第3番 ホ長調 D.459
CD2:
ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
CD3:
ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894「幻想」
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D.850
CD4:
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840
ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
CD5:
ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664
ピアノ・ソナタ第11番 ヘ短調 D.625
ピアノ・ソナタ第9番 ロ長調 D.575
CD6:
ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調 D.568
ピアノ・ソナタ第5番 変イ長調 D.557
ピアノ・ソナタ第6番 ホ短調 D.566
CD7:
ピアノ・ソナタ第4番 イ短調 D.537
ピアノ・ソナタ第2番 ハ長調 D.279
ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 D.157
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ) 録音:1965年-1969年(ステレオ)
DG【ヨーロッパ輸入盤】
往年の名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)によるシューベルトのピアノ・ソナタ全集。今でこそシューベルトのピアノ・ソナタは多くのピアニストがプログラムに取り上げていますが、この録音が行われた1960年代には繰り返しの多い退屈な音楽とみられて敬遠されがちでした。そんな状況下でメジャーな演奏家としてピアノ・ソナタ全集を完成させたのは、このケンプが最初であり、まさに往年の名盤として長く愛され続けています。ケンプは音楽の美しさや深みを落ち着いた語り口で自然体で表現しており、その温かみのある穏やかな表現は率直に聴き手の心に響きます。ケンプの滋味豊かな演奏は、録音から半世紀近く経った現在でも全く色褪せることのない感動的なものであり、まさに永遠のスタンダードといっても過言ではありません。シューベルト・ファン必携の名盤です。スリム・ボックス・ケースです。