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「ファンタジア」~團伊玖磨/弦楽作品集

團伊玖磨(1924-2001):
1.ソロ・ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア第1番
(1973)
2.ソロ・ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア第2番(1984)
3.ソロ・ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア第3番(1985)
   小林武史(ヴァイオリン)、梅村祐子(ピアノ)   録音:1988年
4~6.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1990)
   小林武史(ヴァイオリン)、ヨゼフ・ハーラ(ピアノ)   録音:1990年
7~10.2つのソロ・ヴァイオリンと弦楽合奏のための古雅なるファンタジア(1988)
   小林武史(指揮)/コレギウム・ムジクム東京   録音:1998年

「ファンタジア」~團伊玖磨/弦楽作品集

価格:

2,852円 (税込)

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スリーシェルズ【国内盤】

小林武史は、1931年インドネシア・スマトラ生まれ。第18回毎日音楽コンクールで第1位(1949)となり、1955年に東京交響楽団のコンサートマスターとなりました。1961年には渡欧してチェコ・スロヴァキア国立ブルノ・フィルハーモニーのコンサートマスター、1964年にはオーストリアのリンツ・ブルックナー交響楽団のコンサートマスターに就任し、ヨーロッパで活躍する日本人ヴァイオリニストのパイオニア的存在となりました。1967年に帰国し、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経てソリスト活動に専念。1972年以降は毎年のように海外に演奏旅行を行い、訪問先はヨーロッパを中心に、北米、南米から中近東、アジア全域にまで及び、プラハの春、ミュンヘン国際音楽祭など各国の著名な音楽祭にも招待されています。
一方で、小林は新作の委嘱・演奏にも積極的に取り組んでいて、伊福部昭のヴァイオリン協奏曲第2番、ヴァイオリン・ソナタなどが有名ですが、特に團伊玖磨との関係は深く、ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア3曲、ヴァイオリン・ソナタ、弦楽合奏のための古雅ファンタジアが作曲されており、本CDはその全5曲を収めています。ファンタジア第1番を除く4曲はこれが世界初CD化です。中でも「ヴァイオリン・ソナタ」は、抒情性を兼ね備えた構造美という團の特性の最高峰のひとつ。「古雅ファンタジア」は、伝統の上に立ったモダニスト團の面目躍如といった作品です。弦楽オーケストラとチェンバロというバロック風の編成を使ったたいへんユニークなもので、現代日本においてこのような音楽を書いたのは團ただ一人でしょう。

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