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3人の会(團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎) 2006ライヴ

1-4. 團伊玖磨/管絃楽組曲「シルクロード」(1955)※世界初CD化
5. 芥川也寸志/エローラ交響曲(1958)
6.黛敏郎/饗宴(1954)

本名徹次(指揮)/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団   録音:2006年2月8日

3人の会(團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎) 2006ライヴ

価格:

2,852円 (税込)

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スリーシェルズ【国内盤】

「3人の会」は、團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎の3人が"割り勘"で自作品発表のための演奏会を開催する目的で、1953年に結成されました。この会は経済的な理由で結成されたことが特徴で、芸術感も作品の傾向も異なる3人の個性が歩み寄ることなくぶつかり合い、それはむしろ3人の個性を強烈に際立たせることになりました。演奏会は1954年の第1回から1962年の第5回まで開かれ、当時、社会現象と言ってもいい程の大きな反響がありました。
「シルクロード」は、東アジアという広い視野に立って日本文化を捉えようとしていた團が、日本がシルクロードの東の終点であることを意識して書いた初期の傑作です。過去にレコード盤の録音がありましたが、CD化は今回が世界初です。「エローラ交響曲」は、芥川がインドのエローラ石窟寺院を訪れたときの圧倒的な感銘をもとに書かれました。東洋の空間、原始芸術を足掛かりに、芥川が新しい音構成を実現しています。「饗宴」は、黛がオーケストラという音響媒体そのものをインスピレーションの根源として書いた作品で、従来のクラシック音楽を逸脱した爆発的音響と、ダイナミズムに圧倒されるでしょう。
演奏は、本名徹次指揮による東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。本名の熱い内にも常に的確さを保持したタクトのもと、東京シティ・フィルが美しくもアグレッシブな演奏を披露しています。この秀逸な演奏で「3人の会」の音楽を改めて楽しめることは、大いなる喜びと言えましょう。

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