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チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」、デンマーク国歌による祝祭序曲(ピアノ連弾版)

ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):
1-4. 交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」
(作曲者編4手ピアノ版)
5. デンマーク国歌による祝祭序曲 Op.15(作曲者編4手ピアノ版)

トーヴェ・レンスコウ、ロドルフォ・ラムビアス(ピアノ)   録音:1995年

チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」、デンマーク国歌による祝祭序曲(ピアノ連弾版)

価格:

2,600円 (税込)

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KONTRAPUNKT【デンマーク輸入盤】

チャイコフスキーの「交響曲第6番」も「デンマーク国歌による祝祭序曲」もチャイコフスキーの卓越したオーケストレーションによって壮大に繰り広げられる音楽で、劇的かつロマンチックな作品として人気が高いものです。「悲愴」のピアノ4手版というとキワモノのように思われるかも知れませんが、実はチャイコフスキー自身による「直筆」の楽譜(実際にはタネーエフとコニュスの手によるとも)を用いています。もちろんオーケストラ版と少し印象の異なる部分があり、比較して聴くのも一興ですが、純粋なピアノ連弾作品としても充分にドラマチックで強い印象を与えます。かつてデュオ・クロムランクのアルバムも優れた演奏として人気を博しましたが、長らく入手困難が続いており、このデンマークのベテラン・ピアノ・デュオ、レンスコウとラムビアスの演奏もそれに次ぐ優れたアルバムとして欧米では人気があります。オーケストラ風に力強く再現することよりも、ピアニスティックな無理のない表現に重きを置いているようで、暗鬱な曲想がさらに冷たく無情に感じられます。そのヒヤリとした演奏は、かえってチャイコフスキーの前衛性をかき立てるようで、まるで現代音楽のようにも聞こえます。

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